久しぶりに両親の夢を見た、深層心理の反映か、あるいは夢で人と人とは繋がっているのか。縁を切ってから夢のなかの関係が変化している。
絶縁してすぐの頃は母が物言いたげに私を睨みつける夢だった。恐ろしい形相で家のなかに入ってきたこともある。私は安井金比羅宮のお守りを握りしめて布団のなかで震えていた。
父が出てきたこともある、私は泣きながら自分がどれだけ傷ついているか訴えていた。父は狼狽していた。
しばらくして母が出てきたときは優しい言葉をかけてくれた。生きていてくれれば良いと、それ以上望まないと言った。
今日の夢は縁を切る時の電話。母とは縁を切らずに済んだが、父とは分かり合えない夢だった。「自分を客観的に省みることができず、自分にとって正しいことが人にとっても正しいことだと思うなら、私はこれ以上あなたと一緒にはいられません」と私は夢の中で父に言った。父は考えを変えられないようだった。「さようなら」と言って電話を切った。