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学校・勉強
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18日前
心理テストを受けるべきなのか
現在大学で福祉や心理学について学んでいます。 心理学の勉強をしているとゆくゆくは心理的なテストについても学ぶことになるのだと感じています。 心理学を学ぶと心理テストで調べる内容がわかってしまうからうまく答えられない人もいると聞きました。 自分の特徴を鑑みるとおそらくうまく答えられなくなるのではないかと考えます。 正常に心理テストを受ける事ができるうちに、内容を全て知ってしまう前に、一度自分について知りたい。 しかし、費用と時間が足らないからどうしても迷ってしまいます。 結果についても、ゆくゆくは知っておきたいけれど、今すぐどうしても必要なわけではないです。 勉強をしたら戻れない気がして、学びたいのに学べない状況になってしまっています。 どうしようかなぁ
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専門家プロフィール
滝 真樹子 さんの専門回答
16日前
心理検査の勉強について
#心理学 #勉強 #心理検査
YOAKEさん、はじめまして。臨床心理士・公認心理師の滝と申します。心理学関連の勉強についてのご質問がありましたので、私自身の経験も踏まえて分かる範囲でお答えしたいと思います。
[今回の悩み]
現在大学で福祉や心理学について勉強中というYOAKEさんは、本格的に心理テスト等の勉強を始めて内容を知る前に、一度自分自身を知るためにも検査を受けてみようかと悩んでいらっしゃるとのこと。一度内容を知ったらうまく答えられなくなる気もして受けておきたいけれど、費用や時間の関係でもなかなか踏み出せずにいらっしゃるのですね。とても真面目に勉強に取り組んでいらっしゃる様子がよく分かります。
[悩みの原因・分析]
よく雑誌やネット上で楽しんでできるような「心理テスト」と、病院や教育施設等で使用される「心理検査」というのは微妙に内容が異なります。心理テストは誰でも気軽にできてなんとなくの性格傾向が分かったりしますが、それによって特に病気や発達傾向が明らかになるというものでもありません。それに対し心理検査は病院で実施すると保険点数も加算されるもので、心身の健康状態や性格傾向、発達特性や知能指数についても数値化できるものがあります。種類も様々で、質問紙に答えていく形式や描画形式のもの等、答え方も色々あります。診断の補助やカウンセリングの方向性の決定、自己理解のためなど、その時々の目的に応じて何種類かの心理検査を組み合わせて実施することもあります。YOAKEさんは現在、自分自身を理解するために心理検査を受けてみたいと思っていらっしゃるとのことでした。
[やってみましょう!]
現在は大学で福祉や心理学についてお勉強されているYOAKEさんですが、まだ本格的に心理検査の勉強を始めていないということは、学部生の方ですよね。通常、学部の授業では検査の種類や目的等について簡単に触れられることはありますが、実際の検査の内容については多くは臨床心理士・公認心理師養成のための大学院に入ってから学ぶことになります。それはやはり検査の機密性を守るためでもありますし、基本的な心理学の理論を理解していないと検査結果の分析を行うことも難しいからだと思います。 私自身も、大学院の心理検査の授業でたくさんの検査を実施しました。自分自身がまずは受けてみることもありますし、練習のために他人に実施することもあります。実習先のクリニックや病院で実際に患者さんに検査を施行することもあります。自分自身が検査を受け、その結果を分析する過程は、まさに自分自身と向き合う作業です。心理士になるためには自己理解は不可欠のものなので、大学院時代にはたくさん自分と向き合う時間がありました。それは辛い作業でもありますが、今となってはやはり必要な経験だったなぁと感じます。 ですので、YOAKEさんが今後の進路をどのように考えていらっしゃるかというのも関係してくると思います。もし大学院の臨床系コースに進まれるようでしたら、そこで色々と検査に触れる機会もあるかと思いますので、その時に改めて経験されると良いのではないでしょうか。もしそうでない場合には、自分を知るために何か検査を受けてみたいというのも、とても良い機会だと思います。これからの職業選択や円滑な人間関係のためにも、役に立つことがあるかもしれません。大学のカウンセリングセンターのような所があればそういった所で相談してみて、心理検査が受けられるかどうか聞いてみても良いかもしれませんね。エゴグラム等の性格検査や、簡単な描画を使った心理テストであれば受けられると思います。質問紙形式の心理検査は確かに内容を知ってからだと結果に影響を受けやすいこともありますが、知ってからでも素直に答えるようにすれば、案外きちんとその時々の気分が反映されていたりします。また、描画形式の検査であれば受ける人の無意識が反映されやすくなるので、答える人が意図的に結果を操作することが難しくなります。できあがった描画を見て自分自身の内面を知るきっかけになったりして、面白いし勉強にもなります。そして、描画の方が検査結果の分析にはより経験が必要となり、熟練度合いが試されるところです。検査を受けてみて自己理解に繋がると同時に、そこで興味が湧いてもっと学んでみたいかどうかを見極めるきっかけにもなるかもしれません。
こちらのオンラインカウンセリングでは、臨床心理士・公認心理師の資格を持ったカウンセラーが多数在籍しています。皆さんそれぞれ心理検査については勉強してきていますので、より詳しくお話を聞きたいということや、それ以外にも相談したいといったことがありましたら、是非お声がけ頂ければと思います。心理テスト・心理検査と一口にいっても、その方法や目的は様々で、本当に奥深い領域です。明確にご質問に答えられたかどうかは分かりませんが、コメントを通じて何か少しでも参考になることがあれば、幸いです。これからもお勉強、頑張ってくださいね。