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学校・勉強
コーヒー豆_レベル._アイコン.さもえど
3ヶ月前
離人感で危機感0
受験生なのですが、全く勉強に身が入らないんです。それはよくないだろう、と自分でもわかっているのですが、他人事のように思ってしまって危機感が湧きません。 最近、ネットで偶然、「離人感」という言葉があるのを知りました。見た瞬間に、自分はまさしくそれではないのか、と思いました。 離人感を感じ始めたきっかけは、小学生の頃、からかってきた同級生に腹が立ってやり返したことでした。復讐するために殴れば当然先生に怒られるので、一瞬ためらったのですが、イライラがピークになったのか、後のことはまぁ大丈夫だろう、と考えるのをやめてやり返しました。その後は当然説教をくらったのですが、その際も「今怒られているのは自分の外側の方だ」と、心と体を分離するような思考でいました。 それからというもの、心と体になんとなく距離があるような感じがずっと続いていました。何をしても怒られるのは"外側"、何をしてもバカにされるのは"外側"、と自分を守る役割としても使っていたのかもしれませんが、受験に関してはこれが障害でしかなく、煩わしいです。 こんなことをいっても、「それはしたくないことか逃げているだけだ」と思われるかもしれませんが、それでも、離人感がずっと続いていて、それによって変わってしまったことも失ったものもあるのは事実なんです。 離人感を治せるなら治したいし、治せなくとも上手い付き合い方があれば教えてもらいたいです。 他にも離人感で悩まされている人がいて、そんな人に届いていたら嬉しいです。
離人感受験
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専門家プロフィール
佐藤 真紀 さんの専門回答
12日前
受験勉強に身が入らず、自分のこととして実感できない。
#離人感 #受験
さもえどさん、こんにちは。 公認心理師、精神保健福祉士の佐藤真紀と申します。 ここに相談してくださって、ありがとうございます。 「離人感」という言葉に出会ったとき、「まさしくこれだ」と感じたこと。 そしてそれを言葉にしてくれたこと、自分を振り返りながらの作業をありがとうございます。
[今回の悩み]
受験勉強に身が入らず、自分のこととして実感できない。 その背景に「離人感」があるのではないかと思い、治したい、あるいは上手く付き合っていきたいという気持ちを持っている。
[悩みの原因・分析]
離人感は、心に「これは自分に起こっていることじゃない」という解離を起こし、強いストレスや傷つきから自分を守るために生じたりします。 小学生のころ、怒りと恐れが同時にピークに達したその瞬間、「心と体を切り離す」ことで乗り越えた。 それは当時のさもえどさんにとって、精一杯の自分を守る術だったのではないでしょうか。 その後も「怒られるのは外側」「バカにされるのは外側」と心を使い続けることで、自分の心を守れた場面がたくさんあったのではないでしょうか。 つまり、離人感はもともと、さもえどさんを守るために働いた力だったとも言えますよね。 ただ、その感覚が続いていくと、受験のような自分ごととして向き合わなければならない場面で、どうしても障壁になってしまったりしますよね。 「逃げているわけじゃない、でもうまくいかない」 そんなもどかしさを感じることは、とても自然なことです。
[やってみましょう!]
離人感との付き合い方として、できそうなことを少し一緒に考えてみませんか? まず、感覚を「今ここ」に戻すという、意識の練習をしてみるのもいいかもしれません。 マインドフルネスにも通じることですが、意識を「今ここ」に戻す。 勉強中に離人感が強くなったと気づいたとき、足の裏を床につけてみる、手のひらで机の感触を確かめるなど、体の感覚に意識を向けてみて下さい。 「外側」と「内側」をつなぐきっかけになるかもしれません。 次に、感情に小さな名前をつける習慣も有効です。 「今、少し焦っているかも→アセアセが来てるな」「なんとなくしんどい→しんどいくんが来てる」など。 感情と体の距離を少しずつ縮める練習になると思います。 また、離人感が出やすいタイミングを観察することも面倒かもしれませんが、やってみると良いかもしれません。 疲れているとき、プレッシャーが高いとき、など。 パターンがわかると、自分自身を取り扱うタイミングとコツが見えてくるかもしれません。 何より、「治そう」と力まなくていい時間も必要です。 離人感は、焦れば焦るほど強くなることがあるんです。 意識を、「治そう」に向けない。 意識を、今ここ、にです。
カウンセリングでは、今の心の違和感やそれを感じるまでの経過をゆっくり一緒に整理しながら、「自分ごととして感じる感覚」を少しずつ取り戻していくサポートができると思います。 また、受験という目の前の課題に向き合うためのコーチング的なアプローチも組み合わせながら、心と体が一緒に動けるよう一緒に考えていくこともできると思います。 マインドカフェには様々な専門家の方がいらっしゃいます。 さもえどさんが「話して良かった」と思える場所にマインドカフェがなれれば、とても嬉しいです。