お話の詳細
家族関係
コーヒー豆_レベル._アイコン.daikiodagura
2ヶ月前
家でも休めません
妹が怒鳴るなどの癇癪を毎日起こしています。 受け流すようにした方が良い、そういう時期があるから仕方ないと思うかもしれませんが、私は中学生の時父に散々怒鳴られ続け、存在も否定されてきたので受け流すことも仕方ないともあまり思えません。 その父は中学3年生の時に別居しています。 怒鳴り声が聞こえたり、暴力表現がテレビなどであったりすると昔を思い出して過呼吸になったり力が抜けて倒れたりします。 また、父は完璧主義で勉強のことでよく怒鳴られていたため、ノートなど紙を見ると目や口など幻覚が見えます。 今は高校3年生でもうすぐ卒業はしますが、まだ家を出ることは出来ません。 毎日生きるので精一杯です。
トラウマストレス呼吸困難衝動_暴力
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専門家プロフィール
内田 朋加 さんの専門回答
2ヶ月前
安心できる空間
#安心感 #自律神経 #トラウマ
daikiodaguraさん、初めまして。 臨床心理士・公認心理師の内田と申します。 お父さまから怒鳴られ続けたご経験、そして現在の妹さんの癇癪と、落ち着かない日々が続いていらっしゃるようです。
[今回の悩み]
daikiodaguraさんは現在高校3年生。 中学時代にお父さまから怒鳴られ続ける、存在を否定されるといった日々があったのですね。 そのお父さまとは中学3年生のときに別居されているとのこと。 しかし怒鳴り声やテレビなどで見る暴力表現には今でも過去を思い出して過呼吸になったり脱力して倒れてしまうなどといった反応が起きてしまう。 それなのに妹さんが毎日怒鳴るなどの癇癪を起しており、daikiodaguraさんにとってはとても受け流すことなんてできないつらい日々が続いていらっしゃるようです。 また、ノートや紙などを見ると完璧主義なお父さまからの勉強にまつわる叱責も思いだされ、目や口といった幻覚が見えてしまうのですね。 高校を卒業してもまだ家を出ることは出来ず、毎日を生きるのに精一杯とのこと。本当におつらいお気持ちを抱えながら日々を過ごしていらっしゃることと思います。
[悩みの原因・分析]
現在は別居されているとはいえ、お父さまから受けた強い言葉の数々はdaikiodaguraさんの心に深い傷を残していらっしゃることと思います。 人が怒鳴る声は、それがdaikiodaguraさんに向けたものではなかったとしても、daikiodaguraさんの身体は過去のご経験から危険を察知して硬直し、身を守るための反応、単純化して言えば逃げるか闘うかといった状態になり、それが結果として過呼吸や脱力に繋がっていると考えられます。 お父さまからの強い言葉はどのくらいの期間続いていたものかはわかりませんが、現在別居という形になっていること、またお父さまの完璧主義といった性格から推察するに、恐らくdaikiodaguraさんが幼い頃から長期に渡って続いていたものなのではないかと思います。 だとすると、daikiodaguraさんにとって安心できる空間、場所というのは本当に限られたものになってしまっている可能性があり、日常は常に危険(と感じてしまう状況)と隣り合わせといった感覚で過ごしていらっしゃるのではないでしょうか。
[やってみましょう!]
現在はお父さまとは離れて暮らしていらっしゃるとのことで、以前よりは穏やかに過ごせる時間も増えているかもしれません。 しかし、まるで条件反射のように身についてしまった怒鳴り声や暴力表現に対する反応というのはそう簡単に消えるものではないでしょう。 今、daikiodaguraさんは以前よりも安心して過ごせる時間は増えているでしょうか。 心に平穏を感じられる瞬間はあるでしょうか。 そうした時間や場所を大切にしていき、できればその感覚を広げていっていただきたいと思います。 まだ高校3年生とお若いので、これからのご経験の中で、これまで危険だと感じていたものが実際にはそれほど危険ではなかったということにも少しずつ気づいていくことがあるでしょう。 そんな時に、あまりにも敏感に反応してしまうご自身の身体の反応を、心の中の安心できる空間を感じ取ることで宥めていってあげられたらと思います。 そして、ノートや紙から見えてしまう幻覚について。 こちらは心配なので、一度心療内科や精神科を受診されることをお勧めします。 あまりにもトラウマが強く、脳にまで影響している可能性があると考えられます。 まだ高校生というご年齢を考えると、今以上に幻覚がひどくなり、日常生活への支障が広がっていってしまう恐れもあるかと思います。 できるだけ早い段階で医師に診ていただき、適切な治療を受けられることが、daikiodaguraさんの生きにくさを軽減させていくことと思います。
安心できる空間や場所を作っていくといっても、妹さんの癇癪など、家の中でもなかなかそれが難しい可能性はあるでしょう。 どこか静かに過ごせる場所を、学校やアルバイト先、近所のカフェなど、家でなくても構いません、小さなところからでも見つけていけると良いと思います。 カウンセリングではdaikiodaguraさんの中にある安心できる感覚を少しずつ広げていくお手伝いができます。 また、日々感じられている生きづらさについても、お気持ちに寄り添いながら一緒に向き合っていきます。 ご自身にとって必要だと感じられるタイミングが来ましたら、ぜひご活用いただければと思います。