専門学校の仲間と一緒にいるはずなのに、自分だけ壁の外側にいるような気がしてしまう。 自分がいない方が楽しそうに見えたり、知らない話題が出てくると輪の中に入れないような感覚になってしまう。 特にある一人の子との距離感が気になってしまい、前は頼ってくれていたはずなのに、最近は態度が冷たく感じてしまう。 「私だけ浮いているのかな」「もう1人でいた方が楽なのかな」と思ってしまう。

Lauareさんが今感じている、壁があるような感覚は、何かはっきりとしたな出来事がなくても生まれることがありますよね。 みんなと笑っていても、心は独りぼっち…のような。 人は、自分がその場に居てもいい存在なのか、不意に不安になる時があります。 そう感じ始めると、周囲のちょっとした言葉や表情が全部それを裏付けるものに見えてしまうことがあるんですよね。 そして、以前より関係が近かった相手との温度差が出てくると、 「自分が何かしたのかも…」と自分を責めてしまいやすいんですよね。 でも、それはあなたの性格が悪いわけでも、誰かに嫌われているわけでもなく、気持ちが疲れているときによく起きる心の反応なのかもしれません。

ここで無理に明るく振る舞ったり、みんなに合わせようと頑張りすぎないことが鍵です。 そうすると、ますます気持ちがすり減っていってしまうこともあるからです。 まずは「どこまでなら自分が無理をせずに居られるか」 自分と周りとの心の境界線を、自分の中で少しずつ探してみるのはどうでしょうか。 自分がストレスを感じるのは、どういう場面か。 自分がストレスなくいられる相手は、どんな人か。 無理しない中でも、小さくトライできそうな自分を出してみる。 できたらOKだし、できなかったり違和感を感じたら、また違う方法で。 その上で、話せそうな相手がひとりでもいるなら「今の距離感でちょうどいい」と考えておくのもひとつの選択です。 集団の中でうまく立ち回ることが全てではありません。 自分の心がつらくなるほど頑張らなくてもいいはずです。 Lauareさんの気持ちと行動はLaueruさんが決めていい。 他の人の気持ちや行動は、その人の気持ちと行動。 そこが、人間関係で心の境界線を引くポイントです。

今Laueruさんが感じているように、人との距離感に悩んだり「自分はここにいていいのか」と気持ちが揺れるとき、誰かと一緒に感情を整理していく時間は、とても助けになることがあります。 マインドカフェのカウンセリングでは、Laueruさんが感じている不安や違和感を一緒に共有しながら、「どんな関わり方なら自分が苦しくないのか」。 そんな部分を一緒に見つけていくことができます。 無理に誰かの輪に入るためではなく、 Laueruさんが心地よくいられる距離感を探すための場所として、上手に頼ってもらえたらと思います。