お話の詳細
結婚・子育て
コーヒー豆_レベル._アイコン.さっこちゃん
8日前
発達障害の子どもに疲れた
ASD、ADHDの子どもとうまくやれない。 薬飲まない、嘘つく、やるべき事しないのに自分の主張だけ言ってくる。 頭がおかしくなりそう。 精神科で自費のカウセリングを月2回やっていても全く変わりない。なんで子どもの機嫌にビクビクしながら生きないといけないのか。 処方された薬ものまない、カウセリングも意味ない、病院に行く意味ももうわからない。 こちらもおかしくなり薬飲んでいるが、はっきり言って娘がいなければ私は薬飲まなくても何も困らない。もう一人になりたい
ストレスうつ
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専門家プロフィール
内田 朋加 さんの専門回答
3日前
我が子だからこそ悩み、疲れ果てますね
#子育て #療育 #児童発達支援
さっこちゃんさん、初めまして。 臨床心理士・公認心理師の内田と申します。 ASDとADHDのある娘さんとの生活にお疲れになられているご様子に心配になり、コメントさせていただきました。
[今回の悩み]
さっこちゃんさんの娘さんはASDとADHDの診断が下りていて、お薬の処方と月2回のカウンセリングを受けられているとのこと。 しかし、お薬は飲まないし嘘をつく、やるべきことをしないのに自分の主張だけはしっかり言ってくるご様子に、さっこちゃんさんは疲れ果てていらっしゃるご様子です。 カウンセリングは自費で費用もかかるのに変化を感じられず、子どもの機嫌にビクビクしながら過ごす日々には嫌気がさしますね。 さっこちゃんさんご自身も精神的に疲弊され、お薬を服薬されているとのことですが、娘さんがいなければお薬も必要ないしこんなに悩むこともないのにというお気持ちになられている状態です。
[悩みの原因・分析]
ASDとADHDのある娘さんとの毎日は予想できないハプニングの連続できっとその対応に追われている内に一日が終わってしまうようなこともあるのではないかと推測します。 とはいえ、同じ診断でもお子さんによってタイプはさまざまですし、娘さんのご年齢にもよってそのご様子も変わってくるかと思います。 ただ、さっこちゃんさんのご投稿内容からは、コントロールの利かない娘さんとの日々に疲れ果てていらっしゃるご様子が伝わってきました。 娘さんを育ててきた中で、おかしいな、困ったなといった感覚から、何とかしたいという想いで診断を受け、治療に取り組まれていることと思います。 きっとそこに至るまでにもたくさんの苦悩やご苦労があったことと思います。 そして、一度医療機関に繋がればやるべきことの方向性も見えてきて、少し楽になることを期待してしまうものですよね。 しかし、肝心の娘さんが処方されたお薬を飲んでくれない、また嘘をつかれることでさっこちゃんさんは裏切られたようなお気持ちになられているのかもしれません。 これは私の勝手な推測ですが、やっとの思いで医療機関にまで繋がったのに、そこから先、良い方向に進んでいる感じが抱けない、娘さんの困った状態にどうしていったらいいのかがわからず先が見えないようなお気持ちになられているのではと感じました。
[やってみましょう!]
上にも書いたように、ASD、ADHDといっても、呈する状態像はお子さんによって様々です。 そのため、その子をより深く理解するためにはこれまでにきっと受けてこられたであろうさまざまな発達検査の結果が役に立つでしょう。 当然一度は結果についてフィードバックを受けられていることと思いますが、より具体的にさっこちゃんさんがお困りの娘さんの行動はどんな背景からきているのか、どのような対応をするのが望ましいのかなどといったことを是非検査を受けられた機関でもう一度聞いてみることをお勧めします。 そして月2回のカウンセリングではどんなことをされているのかも聞いてみると良いかもしれません。 カウンセリングというもの自体、なかなか即効性がなく、はじめのうちは費用の割に効果を感じにくいところがあるものです。 でもだからといってすぐに辞めてしまうのは、もしかするとより事態を悪化させてしまう可能性もあるので、現在さっこちゃんさんが感じていらっしゃる変化の無さ、カウンセリングの目的や意味などといったことを、病院の先生もしくはカウンセラーに直接聞いてみると良いと思います。 もしそれで納得のいくお答えが得られなかった場合は、セカンドオピニオンを他院に求めるという選択肢もあるでしょう。 また、もうご検討済みかもしれませんが、発達障害のあるお子さんが通う療育機関、児童発達支援センターなどに通わせてみるのも良いかと思います。 お子さんの様子に合わせて、個別であったり小集団であったりと形態はその期間によって様々ですが、同世代のお子さん達と関わる中で他者とのコミュニケーションを学び、専門知識を持つスタッフに介入してもらうことでお子さん自身も自己肯定感を上げながら過ごすことができます。 また親にとっても、日頃一緒にいすぎて疲れてしまう、一人でお子さんの課題について頭を悩ませているなどといったお悩みがある場合、自分と離れている間、他の大人が関ってくれ、またその様子をその大人から聞くことで、お子さんに対して新たな視点を持って接することが出来るようになったり、お一人で抱えていた悩みが少し軽くなったりといった効果があります。 もしまだご検討されていないようであれば、診断を受けた医療機関またはお住いの市区町村の福祉課などでご相談していただくと良いでしょう。 利用には受給者証が原則として必要となり、こちらが発行されると利用負担額のうち9割が原則免除(実際は自治体が負担)される流れとなります。
恐らくさっこちゃんさんはこれまで娘さんのことを一生懸命に考え、娘さんにとって何がベストかを悩まれながらその都度いろいろな選択をされてきたことと思います。 しかしそこまでやってきた当の娘さんとうまくやれない、というのは親として本当に心折れる体験ですよね。 カウンセリングでは一緒に娘さんのことについて考えさせていただくこともできますし、さっこちゃんさんご自身の心の疲れや怒り、愚痴などを思い切り伺うこともできます。 正解もなく終わりの見えない子育てだからこそ、どうかお一人で抱え込まず、いつでも頼れるところを頼ってご自身の心の安定を大切にしてくださいね🌿 さっこちゃんさんの日々の努力が少しでも報われ、お疲れが癒えることを祈っております。