過去の経験からパニック障害があり、最近は彼氏さんと一緒にいる時に発作が出ることが増えている。 優しく接してくれる彼に申し訳なさを感じたり、「自分といるより、もっと楽な相手と付き合ったほうがいいのでは」と考えてしまう。 迷惑をかけたくないのに、発作が出るとどうしても頼ってしまう自分がつらくて、「どうしたら良くなるのか」が分からなくなっている。

パニック発作は、気持ちの弱さではなく、脳や身体が“危険かもしれない”と反応しやすくなっている状態と言われています。 安心できる相手と一緒にいるとホッとする反面、緊張がゆるんだ瞬間に症状が出る方もいます。 自分と一緒にいてくれる相手に「迷惑をかけている」と思ってしまう気持ちは、まじめな人ほど抱えやすかったりします。 でも、誰かに頼ることは悪いことではないんですよね。 彼の言葉を素直に受け取れないのは、あなたが「彼に迷惑をかけたくない」と強く思っているから。 彼に対するその優しさが、逆に自分を追い込んでしまっているように思います。

パニック障害そのものを「一気に無くそう」とするより、少し小さな一歩から考えてみませんか？ ①発作が起きたあと、自分を責めない 　責めるほど、身体はさらに緊張してしまいます。 　責めることで脳はさらに危険を感じてしまう。 　発作はご自身にとってとても怖いもの。 　「怖いよね、不安だよね」と、発作が起きてもそこをくぐりぬけてきた自分を労わってあげてください。 ②「発作が出ても大丈夫な環境づくり」を彼と一緒に話す 　いまのがんばるんばさんにとって、まずは発作をゼロにする方向ではなく、発作があっても彼と安心して過ごせる関係でいられる方向を向いてみません　か？ 　彼の言葉と、がんばるんばさんの傍に寄り添ってくれている彼のふるまいを信じてみませんか？ ③パニックを専門に扱う精神科医やカウンセラーに相談する 　薬の調整や、体の反応を和らげる方法を提案してくれることがあります。 　決してひとりで抱える必要はありません。 　がんばるんばさんが心地よく過ごせる方法を、誰かと一緒に探すのががんばるんばさんの心地よさに繋がるなら、その方法を選んでみませんか？ 　 改善は「努力が足りないかどうか」では決まりません。 体と心が安心できる場所を、少しずつ増やしていくところから始めてみませんか？

パニック障害のように、身体が勝手に反応してしまう症状は、 自分だけで整理しようとするととても消耗してしまいます。 専門家と一緒に進めることで、発作への不安を言葉にできるし、「どうしたらいいのか」を一緒に考えられます。 同時に、彼との関係の中で抱えている気持ちも整理することもできます。 安心感が少しずつ積み重なって、発作の軽減や申し訳なさの解消に繋がっていくと思います。 マインドカフェは、対面よりも話しやすい人も多いので、今のあなたにも使いやすい場所かもしれません。 発作があるあなたが迷惑な存在なのではなく、不安と向き合いながら、それでも人とつながろうとしている今のがんばるんばさんの姿勢そのものが、とても強いものだと感じています。