お話の詳細
仕事関係
コーヒー豆_レベル._アイコン.とちとち
16日前
どうしても、後輩に厳しくなる
後輩(部下)に厳しくしてしまう。性格上怒鳴ったりはしないけど「それって〇〇だよね?」「じゃあ、〇〇したらどうするの?」って疑問形で威圧的に問い詰めてしまう。 後輩はガッツがあって明るく営業には向いてるけど、技術的な資料を作る時によくわからないまま作成し確認を全投げしてくる。 理解しないまま作ってるから間違いや不備があるんだけど、一旦自分で調べたり考えたりもうちょっとしてほしいと思ってしまう。 私は今まで、なるべく上司の負担にならないように自分なりに調べてわからないところだけを聞くようにしてきた。同じことを求めてしまう。 なんのための資料なのかとか、相手がそれ受け取って伝わるかどうかとかもっと深く考えてほしい。 質問の仕方や考え方も自分と比べると浅くて、じゃあ、〇〇に聞けばいいですか?って簡単に人に頼るし。 私が気にしすぎなのはわかってるけど、どうしても合わなくて、イライラが出てしまう。
強迫観念ストレスアンガーマネジメント
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専門家プロフィール
佐藤 真紀 さんの専門回答
8日前
職場の後輩に、威圧的に接してしまう
#アンガーマネジメント #強迫観念 #ストレス
とちとちさん、こんにちは。 カウンセラーの佐藤真紀と申します。 よろしくお願いします。 投稿を読ませていただきました。 後輩さんとのやり取りでのモヤモヤやイライラ、それでも仕事としてきちんと向き合おうとしている感じが、とてもよく伝わってきました。 ご自分の気持ちをこうして言葉にしてくださってありがとうございます。
[今回の悩み]
後輩(部下)に対して、怒鳴ることはないものの、「それって〇〇だよね?」「じゃあ〇〇したらどうするの?」と、問い詰めるような聞き方になってしまうことが気になっているんですよね。 後輩は明るくガッツもあって営業には向いていそうだけれど、技術的な資料になると、よく分からないまま作って、確認を全部投げてくる。 自分で調べてから質問するという姿勢が見えなくて、「もう少し考えてから持ってきてほしい」と感じてしまう。 ご自身は、これまで上司の負担にならないように、自分なりに調べてから分からないところだけ聞くようにやってきたので、つい同じレベルを求めてしまう。その結果、「自分が気にしすぎなのは分かっているけれど、どうしても合わなくてイライラが出てしまう」と感じておられるのかなと思いました。
[悩みの原因・分析]
「ちゃんと考えてから持ってきてほしい」「なんのための資料なのか理解してほしい」と感じるのは、それだけとちとちさんが仕事を丁寧に積み重ねてきた証拠だと思います。 自分は「ここまでやってから人に聞く」というスタイルでやってきた分、 ・相手にも同じ基準でいてほしい ・それが仕事の基本じゃないか と感じてしまうのは、仕事に真摯に取り組んできたとちとちさんの信念でもありますね。 それはとても大切なとちとちさんの価値観ですが、「自分がこうしてきたから、相手もそうであるべき」という気持ちが強くなると、後輩の未熟さや甘さばかりが目につきやすくなってしまって、問い詰めるような聞き方になってしまうこともあるかもしれません。 決して、とちとちさんが「怖い先輩だから」ではなく、 ・仕事を大事にしたい気持ち ・自分も頑張ってきたという感覚 ・後輩に成長してほしいという思い が混ざり合って、厳しさとして出ているところもありそうですよね。
[やってみましょう!]
「優しい先輩にならなきゃ」と自分を追い詰めてしまう必要はなくて「少しだけ視点や伝え方を変えてみる」くらいで十分かもしれません。 後輩に厳しく当たってしまうことを悩んでいるのは、とちとちさんの優しさの証でもあると思います。 ①「自分の基準」と「最低限のライン」を分けてみる ・自分ならここまでする ・だけど、後輩に「まずは求めるライン」はどこか そういった自分と後輩のスタイルに線引きをして考えてみると、イライラの強さが少し和らぐこともあります。 ② 期待していることを言葉にして、先に共有しておく 例えば、 「資料作る前に、まず目的と相手をメモに書いてから出してくれる?」 「調べても分からなかったところに印をつけて持ってきてくれる?」 など、具体的なやり方をお願いしてみるのも一つの方法かもしれませんよね。 ③ 問い詰める質問から、一緒に考える質問に少しだけ変えてみる 「それって〇〇だよね?」よりも、 「自分ではどう考えた?」 「どこまで自分で調べてみた?」 と、相手の思考プロセスを聞く質問に切り替えてみると、後輩の“考え方のクセ”が見えやすくなることもあります。 ④ イライラをダメなものと決めつけない 「イライラしてしまう自分」にも、 ・仕事の質を守りたい ・丸投げは困る というとちとちさんのメッセージが含まれているのかもしれません。 感情を押さえ込むのではなく、「あ、自分はここを大事にしているんだな」と一度自分の気持ちに気付いてみるだけでも、少し距離がとれることがあります。
今回のような「後輩へのイライラ」には、 ・ご自身の仕事観や大切にしてきた価値観 ・「こうあるべき」という思い ・過去の職場での経験 などが、無意識に影響していることも多いかもしれません。 カウンセリングやコーチングの場では、 ・自分がどんな働き方を大事にしてきたのか整理する ・後輩にどこまで求めると、お互いにとってちょうどよいのか考えてみる ・感情が強く出る場面の状況を、一緒にゆっくり見ていく といったことができるかもしれません。 マインドカフェのオンラインカウンセリングであれば、 職場での出来事を少しずつ振り返りながら、自分の気持ちも両立させるヒントを一緒に探していくこともできるかと思います。 例えば後輩さんとの関係以外にもし気持ちがモヤっとする場面などがありませんか? そういった自分の心が消耗する場面を全体的に振り返り、とちとちさん自身が少し肩の力を抜いて働けるようになるきっかけに使っていただけたらと思います。