自分が分からない

自分が本心ではどう思ってるのか分からない。自分がどんな事をしたいのか分からない。高校三年生で大学に進学したかったが自分のやりたいことにケチをつけられた。文句を言われた。それでも学びたかったことだからと反発した。そのまま反対を押し切っていれば良かったと思ってしまう。その時から自分の事がいまいち分からない時があったから心理学の勉強がしたかった。その学校は学部に縛られず授業を取れるから心理学に限らず芸術のことも学びたくてそこに行きたかったのに頷いてもらえなかった。結局私が折れて行きたくもないビジネス学科に行った。そこでは人格否定モラハラのオンパレードですぐに病んだ。そこら辺からだ。「これ誰の人生なんだ？」と思ってしまったのは。そこから、自分の気持ちに嘘をついてから自分がめっきり分からなくなった。どうしたら私は自分を見つけることが出来るのだろうか。どうしたら私は私の人生を生きてると実感できるのだろうか。

不安妄想うつ無気力

不本意な進路に進み、そこで人格否定やモラハラの行為を受け、心が折れたと同時に自分の気持ちが分からなくなった。

#無気力 #うつ #妄想 #不安

Meriqさん、こんにちは。カウンセラー、公認心理師、精神保健福祉士の佐藤真紀と申します。よろしくお願いします。 Meriqさんの投稿を読ませていただきました。ここまでの経緯や、ずっと心の中で揺れてきた気持ちを書いてくれてありがとうございます。誰かに説明するのが難しい内容だと思うので、その一歩を踏み出せたことをまず受け取らせていただきました。

[今回の悩み]

高校三年生のとき、本当に行きたかった大学や学びたい世界があったのに、周りから否定されてしまい、自分の本心を押し込めたままビジネス学科へ進んだ。そこで人格を否定されるような経験をして、心が折れてしまった。その頃から「これって本当に自分の人生だろうか」「私はどう感じているんだろう」と、自分の内側が分からなくなった。やりたいこと、好きなこと、進みたい方向…どれもハッキリしない感覚が続いていて、どうすれば“自分の人生を生きている”と思えるのか分からずにいる。

[悩みの原因・分析]

人は、大事な選択の場面で自分の気持ちに蓋をした限界の経験があると、その後の選択でも「本当の気持ち」がつかみにくくなることがあります。今のMeriqさんのように「自分の気持ちが分からない」といった状態もそのような感じではないですか？「周りの意見に合わせたほうが安全かもしれない」という感覚が、自分の本音とは別のところで心身に刻み込まれる感じです。そして、一度そうなると本心が見えにくい状態が続くことがあります。これは性格の問題ではなく、これまでに身につけざるを得なかった生き方の術のようなもの。ずっと自分を押し込めてきたぶん、自分の気持ちが分からなくなるのは「そうしなければ生き延びていけない」方法だから。 Meriqさんが弱いとか、迷いすぎているからという話ではないんですよね。

[やってみましょう！]

「自分の本当の気持ちはどこにあるのだろう」今はどの明確な方法を考えるよりも、「小さな関心」「小さな好き」や「何となく気になる」を拾うところからやってみませんか？・心が少しだけ動いたものをメモしてみる・嫌ではない時間や場面を振り返る・ほんの短い時間でいいので、興味のあることに触れてみる・「やらなきゃ」ではなく「ちょっと試してみる」くらいの気持ちで、心が動いたときに動く例えばこういった具合で、細かい粒の感覚を積み重ねていくこと。それを重ねていくことで、本音の感情の輪郭が少しずつ見えてくることがあります。

過去の選択が心に影響している場合、カウンセリングでは「なぜ本心が分かりにくくなったのか」を一緒に整理しながら、少しずつ「自分の軸」を取り戻していくお手伝いができるかもしれません。そしてカウンセラーとともに・押し込めてきた気持ちに気づき直す・他人の価値観と自分の価値観を分けて考える練習ができる・小さな選択を積み重ねるサポートが得られるこうした経過を少しずつ辿っていくことで、「自分の人生を自分のペースで、自分の気持ちに沿って歩いている」という実感が少しずつ育っていくんです。マインドカフェのオンラインカウンセリングでは、無理に大きな決断をしなくても、「自分の中に何があるのか」を安全な場所で探していくことができます。本音がどこにあるか。それが分からなくなって混乱した。 Meriqさんのその気持ちを紐解いていく中で、安全で安心できる形で一緒に考えていくサポート資源のひとつとして考えていただけると嬉しいです。