転職して3年。 上司の機嫌に振り回され、指示に従っても覚えられていてもらえなかったり、理不尽に怒られたり…。 「大丈夫か」と疑われ続ける中で、ハヤトさんの心がすり減ってきた感覚があるのかなと思いました。 転職する勇気を持つことは簡単ではない、でもこのまま続けるのも苦しい。 どちらを選んでも不安がつきまとうような迷いの中で、考えがずっと堂々巡りしてしまうような…そんな感覚かもしれませんね。 誰かと関わるたびに「自分はいらない人間なのかもしれない」と感じ、未来に希望が持てなくなっている。 そんな感覚が伝わってきました。

上司との関わり方が不安定だと、「毎日が地面のぐらつく場所で立っているような感覚」になることがあります。 責任のある言動をする立場の人が、気分によって態度を変えたり、指示を忘れたり、誰かを不安にさせるような関わり方になると、ハヤトさんの状況のように、そんな上司の態度を受け止める側は常に緊張してしまうんですよね。 それは性格の問題ではなくて「不安定な環境に置かれたときの自然な反応」かと思います。 「次も同じことが起こるかも」と思ってしまう。 そんな中で転職と言われても前向きに考えられないのも無理のないことです。 これまでの経験が積み重なって、同じ傷をまた負うのではないか？という怖さが出てきても不思議ではありません。 甘えとかではなく、それだけ大変な状況が続いてきた証拠、ということだと考えます。

つらい状況かと思いますが、いますぐ答えを出す必要はないと思います。 まずは、少し負荷を軽くする方向があるといいですよね。 その方法について少し考えてみました。 ①「転職する／しない」といった大きな決断をいったん横に置くこと 　選択肢を持ったままで良くて、急いで結論を出す必要はないかもしれません。 ②自分が「安全だと感じられる人」の言葉を優先すること 　誰が理解してくれるかで、自分の体感が大きく変わるときがあります。 ③「いつ辞めてもいい」という選択肢を心の隅に置いておくこと 　それだけで、毎日の息苦しさが少しだけ軽く感じられる場合があります。 上司が3年後に退職予定とのことですが、「だからあと3年頑張らなきゃ」と思わなくてもいいのかもしれません。 いまのハヤトさん心の状態を考えると「上司の退職時期まで耐える」という考え方が、さらに自分自身の重荷になることもあります。

こういった人間関係からくる疲れは、ひとりで抱え続けるほどしんどさが増してしまうことが多いんですよね。 それを踏まえたうえでカウンセリングでは、 ・上司との関わりで何が負担になっているのか整理できる ・自分を責めずに済む考え方の傾向や、逆に自分を追い込んでしまうような考え方の今の傾向が見つかる ・「転職する／しない」ではなく「どんな働き方なら心が保てるか」を一緒に探せる ・耐えるだけではない選択肢が見つかる可能性がある 例えばそうしたサポートができるかもしれません。 マインドカフェのオンライン相談なら、思い立ったときに短いメッセージだけでも話せるので、いまのように心が疲れ切っている時期でも利用しやすいと思います。 ハヤトさん、どうかこれ以上一人で抱え込まないでください。