お話の詳細
メンタルヘルス
コーヒー豆_レベル._アイコン.hiiina08
18日前
自分が二重人格なのかと思う時がある
だいたい一定の期間にすごい衝動的に買い物をしてしまったりバイトのシフトを入れすぎてしまったり新しいことに挑戦したり遊びの予定をすごいいっぱい入れたり活発的になる時と、学校も行けなくて頭ではわかってるけど体が動かなくて食欲もなく睡眠欲もないけどとりあえず横になって寝転んでる日や、活発的な時に入れすぎたバイトのシフトとか遊びの予定を全部こなせなかったり、周期は定かではないけど心の中に2人の自分が好き勝手に動いてる気がしてものすごくしんどい。いつも友達に考えすぎって言われるし自分でもダメだなって思うところがすごいあって自覚してるのになかなか改善ができない。改善できない自分も に責めてしまう。これは普通ですか?何かメンタル系の病気か診断すべきですか?どなたか教えてください。
コンプレックスストレス不安
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専門家プロフィール
内田 朋加 さんの専門回答
17日前
自分でもコントロールできない状態は苦痛ですね
#メンタルヘルス #気分循環性障害 #双極性障害
hiina08さん、初めまして。 臨床心理士・公認心理師の内田と申します。 調子の良い、というよりも良すぎるようなときと、そうでないときとの差が激しく、ご自分でも戸惑っておられるのですね。 hiina08さんがどういったことにお困りなのか、一緒に考えてみましょう。
[今回の悩み]
hiina08さんは気分の調子にムラがあり、非常に活動的になるときとそうでないときとが交互に来ているようです。 活発な時は衝動的なお買い物が増えたり、アルバイトのシフトや遊びの予定を入れすぎてしまったりする一方で、そうでないときは頭ではわかっているのに学校にも行けず、身体が動かず食欲や睡眠欲もなくなりただ寝転んでいるような状態とのこと。 どちらもご自分自身であるけれども、コントロールができなくなってしまっているようです。 二重人格なのではと思ってしまうほど、その時々のご自身の調子に振り回され、心身ともにおつらいご様子が伝わってきます。
[悩みの原因・分析]
非常に活動的なときと、その反対に意欲が低下し何もする気が起きないようなときとを繰り返す症状に、双極性障害や気分循環性障害といったものがあります。どちらも以前は「躁鬱」と呼ばれたもので、後者はより軽度な場合に診断される症状となります。 こちらではhiina08さんがそうした診断に当たるかどうかを判断することはできませんが、ご投稿いただいた内容からは、それらの症状に似た状態であることが窺えます。 どちらも疾患においても、躁状態にあるときは非常に活動的で大胆な行動をとりやすく、周りからはエネルギッシュでとても調子が良いように映ることが多くなります。 ただ、現実検討に欠けることがあり、hiina08さんの場合で言えばアルバイトのシフトや遊びの予定を入れる際に、それが実現可能かどうかを慎重に考える工程が抜け落ちてしまっている場合に、躁状態であると捉えることができるかと思います。 反対に、抑うつ的な状態のときには学校に行かなければいけないとわかっているのに行く意欲が湧かない、食欲もなくなるなど、長い時間布団の中で過ごすような状態になることが多くみられます。 また、ご心配されている二重人格となると、一方の人格であるときの記憶がもう一方の人格に入れ替わった時には抜け落ちている「解離」といった状態が見られるので、hiina08さんの場合にはそうではないと考えることができます。
[やってみましょう!]
どちらの状態もご自分なのに、まるで心の中の二人に振り回されているような感覚はつらいですよね。 hiina08さんのご投稿内容を拝見すると、活発な状態のときに入れすぎた予定に後々振り回されてエネルギーを削られているようにも感じました。 まずはどんなときでもこなせそうなスケジュールというのをご自分で決めておくのが良いかもしれません。 例えば学校の予定などにもよるとは思いますが、課題が多い時期や試験期間中などでなければ、大体学校の忙しさというのはそんなに大きく変動しないかと思います。それに合わせて、この曜日は比較的負担が少ないからシフトを入れられる日、この曜日はヘビーな授業が多いのでシフトは入れない日、などと、デフォルトの予定を作っておくと、それをベースにその時々の他の予定などに応じて調整していくこともできるのではないでしょうか。 また、ご自身の調子が変わるのに周期は定かではないとのことだったので、PMSなどとも関連はなさそうですが、そうしたご自身の体調も含め、記録をとっておくのも参考になります。 どういうときに活動的になっていきそうか、もしくは意欲が低下していきそうかがわかってくると、それに合わせた行動計画を立てやすくなっていくでしょう。 しかしもし本当に双極性障害、もしくは気分循環性障害に当てはまるとしたら、なるべく早く専門医を受診することが大切です。 これらの疾患だとすると、脳内の神経伝達物質がそのバランスを失ってしまっているために、ご自身のせいではないのにうまくいかないことが増えてしまい、生活にも支障を来たします。 そして正確な診断を受けていないと、うまくできないご自分のことを責めてしまい、ますます精神的に追い詰められていってしまうでしょう。 この投稿を読まれて、少しでも当てはまるかもしれないと思われたなら、心療内科や精神科を受診されることをお勧めします。
ご自分のことなのにうまくコントロールできない状態というのはつらいですよね。 カウンセリングではお話を伺いながら、hiina08さんの状態をより詳しく整理していくことが出来ます。 心療内科や精神科に行くのが不安であれば、まずはカウンセリングで話してみるのも良いでしょう。 医療機関での診察の様子などもお伝えすることができますし、カウンセリングお話されることでご自分が何に困っているのか、どういった状態なのかといったことがより明確になってくるかと思います。ぜひお気軽にご活用ください。 hiina08さんがご自身のペースをつかみ、日々を心地よく過ごせるようになっていくことを陰ながら応援しております。