個人的な課題。
私はきょうだい児としても、人としても、「福祉」「対人支援」の領域に関わりたくない。
それは、「人の生活をより良くする」ということに責任を負えないから。人の困りごと、悩みごと、心の柔らかい部分に触れ続けるのがしんどいから。
ただ、今こうして「私は支援したくない」といえるのも、福祉支援制度やサポートが近年世の中に広まってきたから、家族が「やりたい」「やりたくない」を選べるようになってきたから。選択肢が増えてきたから自分の意志を示せる。
昔だったら制度もサポートも少ないから身内で囲い込まなきゃいけなかった。
そういうのも込みで、この領域にはもう関わりたくない。個人の事情に深く関わる感情労働はしたくない。理解者になりたくない。
困りごとは、世の中の大人たちがみんな「家族を助ける優しい子」としてしか私を必要としてなかったんだろうなと思うところ。
しんどいなぁ。家族だからって分かり合えるわけじゃないのは誰だって同じなのに、たぶんこの環境だと「わかってあげないといけない」って圧力が強かったんだと思う。
さすがにもう私の感情と行動くらい自由にしたいよ。
きょうだい児とか言いながら、「本人が悩み、受け入れ、折り合いをつけていかないといけないこと」の代行、肩代わりの努力をしたくないよ。本人が乗り越えなよ。
もう誰も支えたくない。頼られたくない。
なんかしんどいな。嘘とごまかしが積み重なった人間関係だから。
まとめ。
「福祉」「支援者」を止める。
「いい子」「優しい人」を求めてくる人たちを疎遠にする。
自分ができること、伸ばしたいことをする。