絶縁状態の母からひっそりとメッセージが届いた。誕生日おめでとう、と。つらい思いをさせてごめんね、ともあった。誕生日は自分が生まれてきたことを呪いながら引きこもる日と決め込んでいたから面食らった。産んでごめんね、と言わせてしまったのに。辛い思いをしてきたのはあなたの方なのに。私はそれを一番近くで見ていたから。
まだ流せる涙が残っていたことに驚いた。在宅ワークで良かった。距離を置いたことは間違っていないと信じたい。あなた達が意図せずしてぐちゃぐちゃに踏み潰した私自身を、生き返らせてやりたいんだ。愛されていたのも知ってる。あなた達なりに大切にしてくれていたのも知ってる。でもその形が私に合わなかっただけ。まだ死なないから、ちゃんと生きてみたいから、どうか私が生きていることだけを親孝行だと思ってほしい。私には時間が必要だ。