chymさんは3人目のお子さんをご出産後、心身共に大変な時にご主人にヘルプを出してもなかなか伝わらず、忘れられてしまったり共感してくれなかったりといったことが多いのですね。ご主人はADHDをお持ちで、話を最後まで聞かずに自分のことに集中しやすい特性があるようです。更にはスマホゲームで女性とDMのやり取りをしていたことが発覚し、ご主人のことを気持ち悪いと感じてしまう気持ちを投稿してくださいました。

出産後にはただでさえホルモンバランスの影響でイライラしやすかったりパートナーの方の行動に不満が募りやすかったりするのに、それに加えて自分をないがしろにされ、裏切るような行動を取られたら、気持ち悪いと思ってしまうのも自然な感情です。決して異常な感情ではないと思います。心も体も疲れている時に気持ちを理解してくれなかったり共感してくれなかったりしたら、家の中にいても孤独を感じてしまいますよね。毎日の育児・家事にご家族への対応、本当にお疲れ様です。

産後というのは睡眠不足もあって余裕がなく、協力的なご主人だったとしてもやり方に不満が募ったりイライラしてしまったりするものなのに、ADHDをお持ちのご主人の場合には忘れたり話を聞いていなかったりすることも多くて、本当に疲れてしまう毎日なのではないかと想像できます。そもそも育児というのはマルチタスクで予定外のことが起きやすいですので、ADHDの方には苦手な部分が多いのかもしれません。 そうは言っても育児というのは夫婦二人でやっていかないと回らないこともありますので、なんとかして自分のやるべきこととして認識してほしいですよね。ADHDの方にはできる限り具体的な指示をスモールステップで分かりやすく、とよく言われています。SOSを出していてもそれがSOSだと認識されていなかったり、忘れてしまったりというのはよくあることです。箇条書きでホワイトボード等に書き出して終わったらマグネットを横にずらす、〇マークを付ける等、工夫して忘れずに確実にミッションをコンプリートしてもらう必要があります。察してもらうとか状況を見て判断してもらうということはまず難しいと思って、未就学児の男の子に指示を出す位の気持ちでいた方が良いかもしれません。投稿の冒頭に、日常茶飯事なので諦めてます、とありましたが、確かに今はもうその辺りは諦めてしまった方が気が楽ですよね。3人のお子さんを抱えて忙しい毎日ですので、最低限してほしい部分だけにフォーカスした方が効率的かと思います。気持ちを聞いてもらったり共感してもらったり、の所は同じような境遇のお母さん同士や、こういった場で吐き出すことでなんとか乗り切っていくというのも一つの方法です。 浮気の定義も人によってそれぞれですが、chymさんが裏切られたと感じ、浮気だと思ったというのは事実です。心身ともに本当に大変な時期に他のことを優先され、とても傷ついたと思います。ご主人としてはもしかしたら特性的に苦手なことを次々に要求されたと感じ、ストレスを抱えていたのかもしれません。お母さんからしたら毎日やっているのでできて当然ということでも、ADHDの方にとってはものすごく負荷が多くてタスクが多いと感じる可能性もあります。とは言えchymさんが傷ついたということ、気持ち悪いとまで思うほど拒否感を抱いているという危機的状況を、ご主人はきちんと理解する必要があります。これからも一緒に生活をする気持ちをお持ちでしたら、されて嫌だったこと、してほしくないことを明確に伝えてみても良いかもしれません。一度で伝わらなければ、他の方から言ってもらうというのも良いかと思います。自覚を持って、家族の一員として協力し合える関係になれると良いですね。

発達的な特性をお持ちの方と日々一緒に暮らしていくというのは、なかなかストレスフルなことも多いと思います。普段飲み込んでいる本音を吐き出す場や、自分の気持ちを整理する場としてカウンセリングが必要な時には、是非利用してほしいと思います。私自身も子育てで忙しい時には、そういった心のメンテナンスの場所を確保することでなんとかストレスフルな毎日を乗り切っていたように思います。心がもう限界だな、誰かに話を聞いてほしいなという時には、カウンセリングも検討してみてください。chymさんの負担が少しでも減り、心穏やかな毎日を送れるようになることを、お祈りしています。