現在お付き合いをされている彼との関係について、 不安から相手の顔色を伺ったりすぐに疑ってしまったり何度も連絡をしてしまう。 過去にも同じような行動でお別れをしたこともある。 治そうと努力をされているもののなかなか思うようにいかずに自分が嫌になってしまっている。 彼と喧嘩になると癇癪のようなものを起こしてしまい感情を制御できなくなることがある。 ご自身で「不安型愛着障害」の可能性があると考えており、この辛い状況をどうにかしたいと強く願っていらっしゃる。

うにゃんさんのこの辛さや行動は、「彼のことが好きすぎるから」という理由だけじゃなく、心のもっと深いところに原因があると考えられます。 見捨てられ不安： これは、昔の経験（小さい頃の家族との関わりや、過去の恋愛でのトラウマなど）から、「いつか私は一人にされちゃうんじゃないか」「本当の自分は愛されないんじゃないか」っていう、無意識の強い不安が、心の中にずっといる状態です。 この不安が、恋愛中に警報アラームみたいに鳴り響いてしまい、彼に「証拠」を求めて、頻繁な連絡や束縛っていう行動で自分を守ろうとしてしまっているのですね。 感情のブレーキが効きにくい状態： 喧嘩の時に「カーッとなって手を出しちゃう」のは、心が常に不安で張り詰めているせいで、ちょっとしたことで感情のコップが溢れてしまう状態です。 不安がずっと続くと、冷静に考えるための脳の機能が一時的にダウンして、感情を抑える「ブレーキ」が利かなくなっちゃうんです。だから、すぐに「爆発」につながってしまうんですね。 まとめると、心の奥にある不安と、それに対応しようとする防衛本能が、少しだけ暴走してしまっている状態だと思ってください。

「治らない自分にイライラ」はやめるために、今日から小さなチャレンジを積み重ねるゲーム感覚で試してみませんか？ ①不安アラームが鳴った時の「一時停止ボタン」 不安を感じたとき、すぐに行動するのを数分間だけガマンする練習です。 不安を感じたら「30分待機！」する: 彼のLINEの返信が遅くて「何か送りたい！」って衝動が湧いたら、まずスマホを30分間、手の届かないところに置いてみましょう。 その30分間は、別のことに集中！（好きな曲を聴く、動画を見る、お菓子を食べるなど） 30分経ってから、本当に送るべきか冷静に判断します。案外「もういいや」ってなったり、彼氏から返信が来たりするものです。 ② 怒りが爆発しそうな時の「クールダウン」: ケンカで「ガーッとなりそう！」と感じたら、「ストップ！」と心の中で叫び、一旦トイレや別の部屋に移動します。 そこで、冷たい水を少し飲むか、手に冷水を当てるなど、物理的に「クールダウン」します。これを数回繰り返すだけで、感情の爆発を避けられることがありますよ。 ③自分の中に「絶対的な安心」を作る 「自分は愛されてる」って思える安心感の引き出しを増やしましょう。 ついつい愛されていないと感じる部分ばかり記憶に残ってしまったり、愛されていない証拠を探そうとしてしまいます。 でも、しっかりと愛されている部分も思い出してみてください。 ④「今日の自分、ココがエラい！」日記: 彼との関係とは全く関係ないことで、「今日、自分が頑張ったこと」「ちょっとでも気分が良かったこと」を毎日一つだけメモします。（例：いつもより早く起きられた、友達を笑わせた、30分ガマンできた！） この日記が、彼がいなくても揺らがない、うにゃんさん自身の自信になっていきます。 ⑤「話す」練習: 安心して話せる友達や家族に、今の不安や頑張っていることを話す時間を作りましょう。話してガス抜きすることで、彼への負担も減らせます。

今、自分の問題としっかり向き合って、「変わりたい！」って心から願っていらっしゃる気持ちは、本当に凄いことです。 でも、この「愛着のパターン」や「衝動的な行動」は、一人で頑張って治すには限界があるし、すごく時間がかかってしまいます。 「なんで自分だけこんなに不安なんだろう？」という心の奥の謎を、専門家と一緒に解き明かして、その不安がどこから来ているのかをちゃんと知ることができます。正体がわかれば、不安に怯える必要がなくなります。 今後うにゃんさんが辛くならない関係性を築いていけると良いですね。 応援しています！