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結婚・子育て
コーヒー豆_レベル._アイコン.かぷかぷちーの
1ヶ月前
2人目が欲しいのに決断できない
上の子はもう4歳。そろそろ2人目が欲しいよねという話を自分からしているのに出産が怖い気持ちが邪魔してもし今妊娠しても喜べないのではないか不安。 出産が怖いのは死を想像しているから。 1人目はそれまでの人生が辛くて授かった事が嬉しくて、例え私が死んでしまっても周りは大人だけだからそんなに心配はしなかった。 でも2人目は"今も"幸せでその先を望んでいる状態。大切に育ててきた上の子もいる。前回は無かった『まだ死ねない』という感情が妊娠を恐怖させている。どうしたらこの気持ちから抜け出せるのだろうか。
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専門家プロフィール
内田 朋加 さんの専門回答
19日前
今いるお子さんが大切だからこそ不安になりますね
#妊娠 #出産
かぷかぷちーのさん、初めまして。 臨床心理士・公認心理師の内田と申します。 2人目の妊娠について、1人目のときとは違った悩みや葛藤が出ているのですね。 それだけ1人目のお子さんを大切に想い、今の幸せを守っていきたい想いが伝わっています。
[今回の悩み]
かぷかぷちーのさんには4歳になられるお子さんがいらして、そろそろ2人目が欲しいと感じられていらっしゃるとのこと。 そうしたお話をご自身からもする一方で、出産への恐怖も抱かれているのですね。 初めての妊娠のときは、それまでのご経験もあり授かったことがただただ嬉しく、また出産後万が一ご自身に何かあっても周りは大人だけだからとそこまで心配はされていなかったとのこと。 でも今回はまだ幼いお子さんを抱えながらの妊娠・出産ということとなり、1人目のことを考えると万が一のことなんてあってはならないというお気持ちが強くなられているようです。
[悩みの原因・分析]
出産というのはこれだけ医療が発展した現代においても、何が起こるかわからないまさに「命がけ」のものです。 生命を生み出すというのはそれだけの行為なのだと感じる一方で、その当事者となる方にとってはそれ相応の覚悟が必要となります。 かぷかぷちーのさんはまさにその事の重大さを感じていらっしゃり、今は1人目の大切なお子さんを抱えながらその行為を無事に全うできるのかといった不安を感じていらっしゃるようです。 まだ4歳というと、まだまだお母さんと一緒にいることが多く、お母さんじゃなきゃダメ!ということも場合によってはあるかもしれません。 それが大変だなと感じることもあれば、とても愛おしく感じられる瞬間もあることでしょう。 かぷかぷちーのさんが今いるお子さんのことを本当に大切に想い、心から愛して育てていらっしゃるお気持ちが伝わってきます。 2人目が欲しいと思われたのは、もしかするとその子にきょうだいを作ってあげたいと思われたからかもしれませんし、1人目の子育てで、我が子と過ごす時間の愛おしさ、尊さを感じられたかもしれません。 いまいる我が子を大切に育てていくことも、2人目を妊娠・出産されていくことも、どちらも命に関わる問題なので、簡単に答えは出せないお悩みだと思います。
[やってみましょう!]
出産は命がけ、と上には書かせていただきましたが、そうはいっても一昔前と比べると格段に成功率は上がっており、現代の日本での出産死亡率は10万件あたり3~4人と言われています。 そうはいっても絶対に大丈夫とはいえないのが難しいところですが、まずは数字を見てかぷかぷちーのさんがどう感じるかも大切かと思います。 また、お1人目のときの妊娠・出産で不安な点があったかどうかも大事なポイントです。 例えば妊娠糖尿病や妊娠高血圧症などといった症状が出ていたのであれば、次の妊娠に向けて日頃の食事などの生活習慣から気をつけていくことでいくらか防げるものもあるでしょう。 その他持病や体質などで不安があれば、かかりつけ医などで妊娠・出産に関するリスクについてご相談することで、不安が軽減することもあるかと思います。 また、妊娠後も健診をきちんと受けることは、無事な出産に向けた準備とも捉えることが出来るでしょう。 毎回の健診は、お腹の中で赤ちゃんが無事に育っているかだけではなく、母体がどういったリスクを抱えているか、無事に出産することが出来そうかどうかをチェックする機会でもあります。 もしそこでリスクが見つかったとしても、ちゃんとそれに備えた準備をしてくださるでしょうし、食生活や運動などでご自身でも改善できることが出てくるかもしれません。 産院についても、万が一に備えて総合病院を選択するなど、できることがあるでしょう。 こうしたことを考えた上で、お2人目の妊娠に踏み切るかどうかを考えてみられても良いと思います。 またパートナーの方とこうした不安について話し合うことで、お気持ちが軽くなるところもあるでしょう。 お一人で抱え込まず、妊娠したいお気持ちと、同時に不安や恐怖も感じていることをお話になってみると良いかもしれません。
今いるお子さんのことを考えると、妊娠しても100%喜べないかもしれないというのは、それだけお1人目のことを大切に想われているからこそだと感じます。 まだ見ぬ2人目よりも、今目の前にいる我が子のことを一番に考えてしまうのは自然なお気持ちだと思います。 きっとかぷかぷちーのさんのお気持ちの中には、未来への期待と同時にたくさんの不安や恐怖も入り混じっていることと推察します。 カウンセリングではそうしたお気持ちを伺いながら、一緒に整理していくお手伝いをさせていただきます。 抱えているお気持ちにどうしても苦しくなったときは、どうかお気軽にカウンセリングをご活用ください。 きっと今より少しお気持ちが軽くなることと思います。 かぷかぷちーのさんの迷いが少しでも晴れることを陰ながら応援しております。