「特別彼氏が欲しいわけではないし、恋愛する余裕もない。でも、時々ご飯に行ったり仲良くしてくれる人がいればいいかな」そのような気持ちで生活してきたけれど、ふと「都合のいい女になっている自分」に悲しさを感じてしまう。 「このままでいいのか、年を重ねたときどうなるんだろう」と、将来への漠然とした不安もある。 “満たされていない”という自覚はあるけれど、恋愛する気にもなれないそんな自分の気持ちをどう扱えばいいのかわからない、というお気持ちなのですね。

「頑張ってきた自分を誰かに分かってもらいたい」「たまには寄りかかりたい」 という人として自然な欲求と、 「子どもがいるし、恋愛している余裕なんてない」「そんなことを考える自分はダメなのかも」 という“罪悪感や自己抑制”が、同時に存在しているように感じました。 この「求めたい気持ち」と「抑えたい気持ち」がせめぎ合うと、どうしても心の中に“空しさ”や“満たされなさ”が残ります。 さらに、「都合のいい女」と感じてしまう場面があると、自尊心が少しずつ傷ついてしまい、「自分ってなんなんだろう」と思ってしまうのも無理はありません。 「愛されたい」と思うと、無意識のうちに“安全な距離”を保ちながらも、“寂しさを埋めたい”と頑張っていらっしゃる。 とても人間らしくて、優しさと強さを併せ持った心の動きのように感じます。

１，「自分の望む関係」を“言葉にする”時間を持つ 「恋愛したい・したくない」よりも、「どんな関係なら安心できるのか」を整理してみましょう。 例えば、 ・心が落ち着く人がいい ・一緒にいて無理しない関係がいい ・子どもを含めて尊重してくれる人がいい こうして“理想の形”を明確に言語化すると、自分に合う相手が自然と見えてきます。 ２，「恋愛＝負担」という考えを少しずつほぐす 恋愛は「頑張ること」ではなく、「安心して自分を見せられること」。 小さな交流（オンラインで話す、イベントに行くなど）から、“恋愛＝心地よい時間”という感覚を少しずつ取り戻していくこともできます。 ３，「つながり」の質を見直してみる 「食事に行く相手」が悪いわけではありません。 ただ、“その時間を過ごしたあとに心が軽くなるか、重くなるか”を自分に聞いてみてください。 心が軽くなる相手こそ、今のおさかなーちゃんさんにとって大切な「つながり」です。 ４，未来に「恋愛をしよう」と無理に思わなくていい 今は「恋愛」よりも、「自分を取り戻す時間」の方が優先で大丈夫です。 心が落ち着き、自己肯定感が整ってくると、“自然と”新しい関係を築けるようになります。

カウンセリングを通じて、 自分の中の“本当の望み”を少しずつ整理し、「寂しさ」や「不安」とどう向き合えばいいのかを一緒に見つけていくことで、 今よりずっと“自分を大切にできる生き方”が見えてきます。 言葉にならない気持ち、ため息、沈黙、表情の変化まで丁寧に受け止めてもらえるので、心が「ちゃんと理解された」と感じやすくなります。 その安心感が、心の奥の緊張をほどいてくれるんですね。 おさかなーちゃんさんの中には、ちゃんと「幸せを感じる力」があります。 それを少しずつ思い出していく時間を、カウンセリングで一緒に作っていけたら素敵です。 応援しています！