・異動によって業務内容が大きく変わり、何もわからない状態でがむしゃらに頑張ったが、怒られることが続き謝ってばかりになってしまった。 ・以前仲間だと思っていた人から無視され、人間関係のつらさが重なっている。 ・最近は朝から涙が止まらなかったり、頭が真っ白になって話が理解できない、胸が苦しくなるなど、心身の反応が出ている。 ・「また怒られる」という恐怖が続き、人と関わるのが怖くなり、「いなくなりたい」と思うほど追い詰められている。

たかまるさんが感じている苦しさは、急激な環境変化による強いストレス反応が起こってしまっています。 業務内容が全く異なるのであればもはや転職をしたレベルで異なる事もあります。 まず、異動によって“ゼロから覚え直し”の状態に置かれたこと。 これは大人でも子どもでも、脳が一番負荷を感じる状況です。 それに加えて、怒責・否定・孤立という人間関係のストレスが重なっている。 すると無意識のうちに心は守ろうとして、 ・涙が止まらない ・頭が真っ白になる ・集中できない ・胸が苦しくなる いまの症状は、強すぎるストレスによって脳が一生懸命SOSを出しているんです。 そして、仲間だと思っていた人から無視されるという経験は、 心の奥を深く傷つけられますよね。 「自分の居場所がなくなる」という感覚は、人にとってとても大きな不安と恐怖を引き起こし その積み重ねが、「居なくなりたい」という気持ちにつながってしまっているんです。 これは、一人で抱えちゃいけないほどの重さだと思いますよ。

1）まずは心身の安全確保が最優先 涙、呼吸の苦しさ、思考停止 これらはストレスが限界を超えた時に出る自然な反応で、 休職や病院での相談は「大げさなこと」じゃなくて、“必要な保護”なんですよ。 もし可能なら、一度診療内科に相談すると、 「今の状態はこういう反応ですよ」と説明してもらえたり、 休職や働き方の調整を進めやすくなることもあります。 2）職場での異動相談・環境調整も検討できる もし職場に人事や産業医がいらっしゃり状況を伝えることができるようでしたら、逃げではなく“正しい対処”方法です。 環境が変わるだけで、今の症状が自然と改善することも多いんです。 3）“できない私”ではなく“過負荷の環境が悪い”と整理する 今の状態は能力の問題ではなく、 「180度変わった業務」＋「サポート不足」＋「人間関係の孤立」 この三つが重なって発生しているストレス反応です。 自分を責めないでくださいね。 4）日常の中でもできる心のリセット方法 ・胸の圧迫には、ゆっくり長い呼吸が効果的 ・朝涙が止まらないときは、5分だけでも外気を吸う ・頭が真っ白になるときは、タスクを紙に“ひとつだけ”書き出す どれも簡単だけど、脳の負担をかなり減らすことができると思います。

たかまるさん、ここまで本当によく耐えてきましたね。 “人と関わるのが怖い”と感じるほど追い詰められながら、 それでも毎日仕事に行って、怒られても立ち直ろうとしてきたこと、簡単にはできません。 その強さを、心が痛みながらも手放さずここに相談してくれたことが、もうすでに回復の第一歩です。 カウンセリングは「混乱」「不安」「怖さ」を安全な場所でゆっくりほどいていくことができます。 ・涙や胸の苦しさの意味が理解できて、少しずつ落ち着いてくる ・今の環境がどんな影響を与えているのか一緒に整理できる ・“孤立の痛み”を丁寧に受け止めてもらえる安心感が生まれる ・職場でどう動けばいいか、あなたに合ったペースで見つけていける ・「居なくなりたい」気持ちが少しずつ弱まり、自分の軸が戻ってくる たかまるさんの心は今は、疲れ切って休ませてあげるタイミングですよ。 ひとりきりでこの重さを抱え込まないでくださいね。 応援しています。