ご主人のカバンからアダルトグッズやラブホテルのポイントカードを見つけられ、その後の話し合いで、デリヘル嬢との本番行為があったことを知り、大変なショックを受けられたのですね。 夫婦関係は以前からご主人の拒否によるセックスレスだったとのことで、裏切りの痛みだけでなく「なぜ自分は拒まれたのに…」という深い悲しみや虚しさ、そして混乱が重なっているように感じます。 涙が止まらず、食事も喉を通らないほどのつらさ。本当に、心が張り裂けるような苦しみの中にいらっしゃることと思います。

今回の出来事の背景には、いくつかの層があるように思います。 まず、「夫婦の性に対する価値観やコミュニケーションのズレ」が長期間積み重なっていた可能性があります。セックスレスという状況自体が、双方にとって少なからずストレスや孤独感を生むことがあります。 ただし、それは決してご主人の行為を正当化するものではありません。 「裏切り行為をされた」という事実は、信頼関係を根底から揺るがす深い傷を残します。 また、BDSM的なプレイ内容など、自分の理解や価値観から大きく外れた要素があったことで、ハナコッコさんの“女性としての自尊心”や“パートナーとしての安心感”が大きく揺らいでしまったのだと思います。

まず最優先にしていただきたいのは、「自分の心と身体を守ること」です。 今は食事も眠りも乱れているとのことですから、無理に何かを決めようとせず、「生きるために必要な最低限のこと」だけを意識して過ごしてください。 涙が出るのは当然の反応です。裏切りに直面した心は、まるで交通事故のような衝撃を受けており、すぐには立ち直れません。泣けること自体が「回復しようとする力」です。 少し落ち着いたタイミングで、次のようなステップを考えてみましょう。 「夫婦関係をどうしたいのか」を今すぐ決めない。 　離婚か継続かを焦って判断しようとせず、「自分がこれからどんな人生を生きたいか」に焦点を当てましょう。 信頼できる人や専門家に話す。 一人で抱えるには重すぎる出来事です。家族や友人、またはカウンセラーに“安全な場所”で感情を吐き出すことが回復の第一歩になります。 自己価値を取り戻す時間を持つ。 裏切りを受けたとき、私たちは「自分が何か足りなかったのでは」と自分を責めがちです。 でも、相手の行動は決して“あなたの価値”とは関係ありません。 あなたは愛されるに値する人です。そのことを少しずつ心に戻していけるよう、優しいセルフケア（散歩、温かい飲み物、ゆったりした呼吸）を意識してみてください。

実際にカウンセリングを受けていただくと、 今の“感情の整理”を一緒に行い、涙や怒りの奥にある“本当の気持ち”を見つめられるようになります。 「許す」「離れる」などの選択をする前に、心の安定を取り戻すサポートができます。 また、夫婦関係を再構築する場合にも、“どう話し合えばいいか”“自分の境界をどう守るか”を一緒に整えることができます。 「安心して泣ける場所」「誰にも言えなかった思いを受け止めてもらえる空間」をも是非体験してみてくださいね。 その体験が、心の再生への力強い一歩になります。 どうか、今はご自身を責めずに、「私はこの痛みを感じるだけの愛を持っていたんだ」と優しく認めてあげてくださいね。 ハナコッコさんの心が少しずつ癒えていきますように、応援しています。