お話の詳細
学校・勉強
コーヒー豆_レベル._アイコン.sachi2022
1ヶ月前
仲良しグループからハブられてる
中1娘の話です。 クラスで仲良し3人グループでいたのに、そのうち2人がさらに仲良くなって、好きな人のことで2人だけで盛り上がったり(娘には好きな人を教えない)教室移動の時に置いていかれるようになったそうです。 学校に行くのが苦痛になってしまい、メンタルまいってきているようです。 学校の友達のことなど、親は手出しできないのでどうしてあげたらいいものか悩んでます。 早くクラス替えになって欲しいものですが、まだ4ヶ月くらいはこのままです。娘には長い時間だと思います…
ストレス不安
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専門家プロフィール
山路 和英 さんの専門回答
1ヶ月前
成長の痛みと親としてできるサポート
#思春期 #友人関係 #孤独感 #ストレス #学校支援
sachi2022さん、中学1年生の娘さんが、仲良しグループ内での変化に心を痛め、学校に行くのが苦痛になっている状況、ご心配のこととお察しいたします。親として手出しができないことに、もどかしさや悩みを抱えていらっしゃるのですね。
[今回の悩み]
sachi2022さんの娘さんは、クラスの仲良し3人組の中で、他の2人がより親密になり、娘さんが疎外感を感じています。好きな人の話題から外されたり、教室移動の際に置いていかれたりすることで、精神的に参ってしまい、学校に行くのが苦痛になっています。親としてどうサポートすべきか悩んでおり、クラス替えまでの約4ヶ月という長い時間をどう乗り越えるか心配しています。
[悩みの原因・分析]
娘さんが感じている苦痛は、思春期の友人関係における非常にデリケートな問題に起因しています。 ・思春期の人間関係の変化: 娘さんが直面している状況は、実は女性の人間関係ではよくあることであり、思春期特有の親密さと排他的な構造が複雑に絡み合って生じています。 ・世界の全てが学校: 子供にとって学校という場所は生活の全てであり、そこの人間関係がこじれると、人生のすべてが駄目になったような感覚になるでしょう。しかし、大人の人間関係では友達は常に入れ替わるし、人生の中でその友達と過ごす時間というのはほんの一瞬の出来事に過ぎません。 ・疎外感と自己否定: 仲良しグループ内での疎外感は、「自分には価値がないのではないか」「嫌われているのではないか」という不安に繋がり、メンタルを大きく消耗させています。 ・親の無力感と娘の苦痛: 娘さんにとっても、sachi2022さんにとっても、この時期は非常につらい時期です。親としては解決してあげたいけれど手出しできないという状況が、お悩みの根源となっています。
[やってみましょう!]
大人のあなたがあまり深刻に心配する様子を見せず、大人の人間関係に成長していく娘さんを応援してあげるというスタンスが大切です。 1.「共感と励まし」のコミュニケーション: ・話を聞くことに徹する: 娘さんが話したいときは、ただひたすら話を聞くことに徹し、「それは辛いね」「大変だったね」と共感してあげてください。安易な解決策や批判は避けましょう。 ・経験談を語る: 同じ女性の先輩として、sachi2022さんご自身がこのような状況でどのようにしたか、大人の人間関係は一時的なもので常に変化するという考えを話してあげてみてください。 2.別のコミュニティや活動を提案する: ・学校以外の居場所: 学校という「世界の全て」から意識を逸らすため、習い事や趣味、地域の活動など、学校外で自信を持てる、安心できるコミュニティを見つけることを提案してみましょう。 ・週末のリフレッシュ: 週末は気分転換のため、娘さんの好きな場所へ出かけたり、好きな活動に集中したりする時間を作り、学校のことから離れる機会を設けてあげてください。 3・学校内の専門家を活用する: ・教員・SSW・SCへの相談: あまりにも娘さんがしんどそうであるなら、無理に登校させることだけを考えるのではなく、学校にいる教員以外の専門家、例えばスクールソーシャルワーカー(SSW)やスクールカウンセラー(SC)に相談してみるのも手です。彼らは専門的な知識を持ち、娘さんの状況を把握し、必要な心理的サポートや環境調整についてアドバイスをしてくれます。 4.登校以外の選択肢を用意する: ・無理をさせない: 腹痛や頭痛などの体調不良が伴う場合、無理に登校させることは逆効果です。登校以外の選択肢(例えば、保健室登校、別室登校、または自宅での学習)も用意してあげ、心身の健康を最優先に考えていることを伝えてあげてください。
娘さんが感じている不安やストレスは、決して軽視できるものではありません。この状況は、単なる「友達喧嘩」ではなく、娘さんの自己肯定感や学校生活全体に影響を与えています。 娘さんのメンタルが参っている状態が続くと、不登校や心身症などに発展するリスクがあります。親のサポートと同時に、専門家による客観的な支援が必要です。まずは担任の先生に状況を伝えつつ、学校のスクールカウンセラー(SC)やスクールソーシャルワーカー(SSW)の利用を検討してください。学校に馴染めない子への具体的な関わり方について、専門的なアドバイスが得られます。 また、 地域の精神保健福祉センターや児童相談所でも、思春期の子供のメンタルヘルスや不登校に関する相談を受け付けています。 sachi2022さんは、娘さんにとって最大の味方です。大人の視点から娘さんの成長を信じ、温かいサポートを続けてください。