検査をして異常がなくても、何かの病気なのではないかと心配になってしまうという、きむちだいすきさん。ここ最近では腎臓機能に関する不安があり、考えれば考えるほど気になってしまい夜も眠れない日々が続いているようです。周りからは気にし過ぎと言われ、そんな自分にもイライラしてしまってどうしたら良いのだろうというお気持ちを投稿してくださいました。

トイレに行く頻度は、気温やホルモンバランスの周期、飲食した物等によっても変わってくるので、一時的に回数が減ってしまうことはよくあります。逆に環境の変化やストレスの影響で頻尿になってしまうこともあり、時によって大きくばらつきが生じるものです。でも、心配になるとどんどん気になってしまって、余計症状があるように感じてしまうこともありますよね。ちょっと不安に感じる程度だったら良いのですが、あまりにも不安感が強すぎて日常生活にも支障が出る位ですと、少し心配です。病気かどうか考え過ぎてしまうという点について、いくつかの可能性を考えてみたいと思います。

身体症状があまりにも不安なようであれば、再度病院で検査をして、結果をしっかり確認するというのでも気持ちが落ち着くかもしれません。気になる症状についてきちんと質問して結果を見れば、納得ができることもあります。ただ、それでもどうしても繰り返し調べてしまう、考え過ぎて他のことが手につかなくなってしまう等の状態になると、普段の生活にも支障が出てしまいますよね。 気持ちが落ち込んでうつ状態の時にも、自分が病気なのではないかと気にし過ぎてしまう心気妄想という症状が出る場合があります。詳しく、優しいコメントをくださった方もいらっしゃいますね。コメントにある通り、もしかしたら心の方が少しお疲れ気味なのかもしれません。うつの時に出る妄想症状としては心気妄想以外に、自分には全然お金がないと思い込んでしまう貧困妄想というのがあります。実際には貯金が十分あったり生活に困る程ではなかったりするにも関わらず、お金がないと確信して過度な節約に走ったりしてしまいます。うつ状態の時には、こういったネガティブな妄想が出現することもあります。妄想的であまりにも考え過ぎてしまうな、という時には、心の状態についてどこかで相談をするというのも選択肢の一つかと思います。 妄想の種類にも色々あって、他にも自分が歴史上の人物や天皇家の血筋を継いでいると思い込んでしまう血統妄想や、付きまとわれている・待ち伏せされていると思い込んでしまうような種類のものもあります。そういった症状が出ている場合には統合失調症や妄想性障害といった他の疾患が背景にある場合もありますので、注意が必要です。ですが今のところ、そこまで妄想に支配されているという程ではなさそうですので、あまり心配し過ぎないでも良いように思います。

一つのことが気になってしまうと、ついついそのことばかり考えてしまうという時は誰にでもあると思います。一旦携帯も何も持たずにカフェや公園等のどこかリラックスできる場所に出かけてお気に入りの飲み物やお菓子などでリフレッシュして、何も考えない時間を作るというのも良いかもしれません。また、夢中になれる物が見つかったら気付いたら自然と気にならなくなっていたということもよくあります。もし今抱えているストレスが大きくて誰かに相談したかったり、自分の状態についてじっくり考えてみたいというお気持ちがありましたら、カウンセリングも役に立つかと思います。良かったらオンラインのカウンセリングも利用してみてくださいね。きむちだいすきさんの毎日が心穏やかなものとなっていきますよう、お祈りしております。