かな0829さんは、ホスト通いをやめようと思ってもやめられずに苦しんでおられます。 その時間は楽しく、自分が主人公になったような感覚を味わえる。 けれど、現実に戻ると「特別にはなれない」「お金が減る」「心がすり減る」という痛みが押し寄せてくる。 やめたあとに「何を頑張ればいいのかわからない」「心が空っぽになる」と感じてしまい、 結局またさみしさに引き戻されてしまう。 その繰り返しがつらくて、自分を責めてしまう日々を送っておられるのですね。 かな0829さん、ここまで一人でよく頑張ってこられましたね。 “楽しかった”も“つらい”も、どちらも本当の気持ちです。 まずはその両方を否定せずに、受け止めてあげて大丈夫ですよ。

「誰かに見てもらいたい」「大切に扱われたい」「特別だと感じたい」 そんなとても純粋で温かい願いがあるのだと思います。 ホストクラブは、その願いを瞬間的に満たしてくれる場所。 笑顔や言葉のひとつひとつが、自分を肯定してくれるように感じられる。 だからこそ、その時間が“やめられないほど心地よい”のは、とても自然なことなんです。 けれど、その裏側では、 「本当の私はどう思われているんだろう」 「私のこと、特別に見てくれてるのかな」 という不安も同時に動いています。 これは“中毒”や“依存”というよりも、 「愛されたい」「存在を認められたい」という心のSOSなんです。 誰もが抱える感情だと思います。

少しずつで大丈夫です。 心を“依存のサイクル”から“自己回復のサイクル”へと優しく切り替えていきましょう。 「満たされる瞬間」を観察してみる ホストに行ったとき、どんな瞬間に一番うれしい気持ちになりますか？ 「笑ってくれたとき」「褒めてもらったとき」「名前を呼ばれたとき」など、 細かく振り返ってみてください。 そこには、かな0829さんが本当に求めているヒントが隠れています。 その「満たし方」を、別の形で少しずつ見つけていくことができます。 ② 「自分にやさしく触れる」時間を作る “人肌が恋しい”というのは、安心を求めているサインです。 夜、温かいお風呂にゆっくり浸かったり、 お気に入りの香りを嗅いで「私はここにいる」と感じる時間はありますか。 もしなければ持ってみてください。 体の安心感が心の安心へとつながっていきます。 ③ 「ひとりの時間に小さな喜びを置く」 やめた後、空っぽに感じるのは当然です。 それは、今までそこに「生きる意味」が詰まっていたから。 だから、最初は大きな夢じゃなくていいんです。 たとえば、朝のコーヒーを丁寧に淹れる お花を買ってみる 小さな日記をつける そんな自分を大切にする習慣をひとつずつ積み重ねることで、 「私は私を大切にしていいんだ」と心が少しずつ回復していきます。 ④ 「気持ちを言葉にする場所を持つ」 かな0829さんのように、繊細で深く感じる方は、 感情を抱えすぎてしまうことがあります。 安心して話せる場所——カウンセリングなどで、 自分の心を“聴いてもらう”ことを体験すると、 「人に頼っても大丈夫なんだ」と思えるようになります。

ホスト通いを“やめたい”と感じた瞬間、 それはすでに「本当の自分の声」が動き始めている証拠です。 カウンセリングでは、“何を求めていたのか”を一緒に丁寧に整理し、 “自分を満たす方法”を見つけるお手伝いができます。 また、「さみしさ」や「空虚感」に対して、向き合うための心の筋肉を育てていけます。 少しずつ、「誰かに愛されたい」から「自分を愛せるようになる」へ。 そんな変化を実感できるようになります。 どうか一人で抱え込まないでくださいね。 かな0829さんの中には、ちゃんと“自分を癒す力”が眠っています。 一緒に、その力を優しく育てていきましょう。