お話の詳細
対人関係
コーヒー豆_レベル._アイコン.メニウス
2ヶ月前
人と話せない。人の言動が気になる
繊細な性格だからか知らないけれども、人の言動に敏感になってしまう。笑いが少ないと、私ってつまらないんだなって自己肯定感が下がってしまう。 面倒くさい性格だとはわかっているけれども、直せない自分がいる。 また、男の人と話せない。これが一番の悩みかもしれない。役職が違う人とも離せない。 友達の前ではゲラゲラ笑っている。しかし、自分なのかよく分からなくなってきている。 親しい人も少し原因があれば、誰だか分からなくなってしまう。本当は、自分は何も知らないのではないかと。 これらを踏まえ質問です。 色んな人と話せるようになるにはどうしたらいいですか?また、声を出して話すことに対する勇気をつける方法は?
不安うつ
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専門家プロフィール
亀田 沙織 さんの専門回答
1ヶ月前
繊細さは強みに変えられます
#うつ #不安 #自己肯定感 #潜在意識
はじめまして、自己肯定感アップカウンセラーの亀田と申します。周囲の言動に敏感になってしまうのですね。
[今回の悩み]
メニウスさんは、とても繊細で感受性の豊かな方なのですね。 人の表情や声のトーン、空気の変化に敏感で、それが時に「私のせいかな」「つまらないって思われたのかな」と感じてしまうことがあるのですね。 また、男性や役職の違う人と話すときには緊張してしまい、声を出すこと自体に勇気がいるような感覚もお持ちなのだと思います。 一方で、信頼できる友達の前では自然に笑えている。 でも、その「自分」と他の場面での「自分」がかけ離れて感じられて、「本当の自分ってどれなんだろう」と戸惑っておられるのですね。 とても誠実で、自分を大切に見つめようとしている姿が伝わってきます。
[悩みの原因・分析]
メニウスさんのように人の気持ちに敏感な方は、実は人の心に寄り添う力がとても高い方です。 ただ、その優しさゆえに「相手にどう思われているか」「場の空気を壊していないか」を常に気にしてしまい、 自分の本音や自然な反応を抑え込んでしまうことがあります。 また、「男の人と話すのが苦手」「役職の違う人と話すと緊張する」というのは、 過去の経験で“自分の意見を出すと否定された” “評価される場面で怖い思いをした”といった 小さな心の傷(トラウマ的な記憶)が関係している可能性もあります。 その結果、「話す=怖い・間違えたらどうしよう」と体が自動的に緊張してしまうのです。 恐らくこれは潜在意識の中にあることが多くメニウスさん自身では思い当たる事はないのにな、と思われるかもしれません。 そして、「本当の自分が分からない」という感覚は、 “相手の気持ちを優先してきた優しさ”と“自分を見失ってしまった悲しさ”が同時にいるサイン。 決して弱さではなく、人との関係を大切にしてきた証拠なんですよ。
[やってみましょう!]
メニウスさんのように繊細な心を持つ方に合った方法を、いくつかお伝えしますね。 ①「安心できる場面から声を出す」 いきなり苦手な人と話そうとすると、心も体もびっくりしてしまいます。 まずは、ひとりで小さな声を出して練習するのがおすすめです。 たとえば、鏡の前で「おはよう」「ありがとう」「今日もがんばったね」と自分に声をかけてみる。 その小さな「声を出す成功体験」が、“話すこと=怖くない”という記憶に少しずつ上書きされていきます。 ②「完璧に話そうとしない」 会話の目的は“正しく話すこと”ではなく、“気持ちを伝えること”です。 言葉が少し詰まっても、笑顔で「ちょっと緊張してて…」と素直に言える人の方が、 実はとても魅力的で、人の心を動かします。 ③「自分の心の安全地帯を増やす」 友達の前で自然に笑えるのは、そこが“安全な場所”だから。 カウンセリングや、信頼できる小さなグループ、安心できる趣味の場など、 自分を守りながら心を開ける場所を少しずつ広げていくと、 “話すこと”へのハードルがやわらいでいきます。 ④「繊細さを強みに変える」 敏感さは決して直すべきものではなく、人の痛みに気づける力です。 この優しさは、コミュニケーションを深める上で大きな宝物。 無理に「鈍くなる」必要はなく、「敏感さを活かして関わる方法」を一緒に見つけていきましょう。
今ここまで自分の心を言葉にできたこと、それ自体がすでに“癒しの始まり”です。 カウンセリングを受けていくと、「なぜ自分はこう感じるのか」が少しずつ整理でき、心の仕組みを理解できるようになります。 緊張する場面でも落ち着くための具体的な呼吸法や言葉がけを身につけられます。 そして、誰かと話すことに恐れではなく安心を感じられるようになっていきます。 どうか、一人で抱え込まずに、優しさでいっぱいのその心を守ってあげてくださいね。 応援しています!