中学3年生の娘さんが学校に行きたがらず、少しのことで休むようになってしまった。勉強にも身が入らず、友達や先生との関わりも避けている。 そんな娘さんにどう接すればいいのかわからず、腹が立って手を上げてしまうこともある。 娘さんの行動だけでなく、ご自身も苦しくて、イライラや不安を落ち着ける方法を知りたいというお気持ちですね。。 勉強にも身が入らず、友達や先生との関わりも避けている。 そんな娘さんにどう接すればいいのかわからず、腹が立って手を上げてしまうこともある。 娘さんの行動だけでなく、しんならさんご自身も苦しくて、イライラや不安を落ち着ける方法を知りたいというお気持ちですね。

娘さんが「学校に行きたくない」と感じている背景には、単なる怠けではなく、心理的な疲労や不安の蓄積があるのかもしれません。 特に思春期は、他人の視線や評価を過剰に意識しやすい時期です。 例えば、授業中に当てられることや、失敗を見られることへの恐れが強く出ると、学校自体が「怖い場所」になってしまうことがあります。 一方で、お母さまも「心配するほど怒ってしまう」という悪循環の中にいらっしゃるように思われます。 怒りの裏には、「このままでは娘が将来困る」「親としてどうしたらいいか分からない無力感」など、深い不安が隠れていることが多いです。 そのため、感情が爆発してしまうのは、母親として当然の反応とも言えるのです。

まずは、「怒りを抑えよう」と無理に頑張るよりも、「怒りの正体に気づく」ことから始めてみてください。 怒りの奥にある感情——たとえば「心配」や「悲しみ」、「無力感」を丁寧に見つめることで、少しずつ気持ちを整理しやすくなります。 感情が高ぶったときには、すぐに娘さんに言葉を投げかけるのではなく、一度その場を離れるのも立派な方法です。 難しいかもしれませんが、その場を離れたその時に深呼吸をゆっくり3回ほどして、「今、私も苦しいんだな」と自分に声をかけてあげることはできそうですか？ 怒りの勢いが少し落ち着いたあとで、「あなたが今どう感じているか教えて」と、責めずに聞く姿勢を持てると、娘さんとの関係が少しずつほぐれていきます。 また、娘さんには「頑張りなさい」ではなく、「あなたの気持ちを知りたい」というメッセージを伝えるだけでも大きな意味があります。 学校のことや将来のことは、焦らずに「娘さんが安心できる環境を整える」ことから始めてみましょう。

マインドカフェのカウンセリングでは、「子どもに対する怒りの扱い方」や「親としての無力感」といったテーマを、安心できる場で一緒に丁寧に整理していくことができます。 専門家と一緒に、お母さまの気持ちの揺れや、娘さんとの関係の中で起きている「感情のパターン」を見つけていくことで、自然と関わり方の糸口が見えてくるはずです。 どうか今は、「怒ってしまう私」を責めずに、「それだけ娘を大切に思っている私なんだ」と、少しだけ優しく見つめてあげてください。 怒りも不安も、愛情の形のひとつです。 そこに気づいたとき、親子の関係はゆっくりと変わり始めていくと私は思っています。