10ヶ月お付き合いされている恋人がいらっしゃり、明るく社交的で、自分にも他人にも愛情を注げる“太陽”のような存在。そんな人柄に惹かれたものの、最近はお付き合いの中で寂しさや不安を感じることが増えているとのことですね。約束を忘れられてしまったり、優先順位が低く感じられるような出来事が続いており疲弊されている。また、過去に2度の嘘をつかれ、友達を優先された経験が心の中に残っている。恋人は謝ることを苦手としており、時には逆ギレされることもあったとのこと。それが信頼を揺るがすきっかけとなり、今では恋人の言葉を素直に信じられなくなってしまったのですね。恋人の言葉を心のどこかで「本当かな」と疑ってしまう。そんな自分を責める気持ちもあるけれどそれでも彼が自分を想ってくれていること、変わろうとしている姿も感じ取っている。そんな恋人を信じたいけど信じられない状況。

今回の一番の根底には、「信頼と安心感の揺らぎ」があります。お相手の性格が「自由で社交的」であるのに対し、あやsabu15さんは「丁寧に人を大切にし、安心を求めるタイプ」ではないでしょうか。この性格の違いが、恋愛の中での“心の温度差”を生み出しているようです。また、過去の“嘘”や“優先順位の違い”が、心に小さな傷として残り、「また同じことが起こるのでは」という不安を呼び起こしてしまうのです。信頼関係は、一度揺らぐと「もう一度信じよう」としても、脳と心が防衛反応を起こしてしまうため、疑いが自然に浮かんでしまうものだと思います。さらに、お相手が謝罪を苦手としている点も重要ですね。謝ることができない人は、プライドの高さや“弱さを見せる怖さ”を抱えている場合があります。あやsabu15さんは、誠実さや言葉の重みを大切にされる方なので、もしかするとそのズレがより深い不安へと繋がってしまっているのかもしれませんね。

まず大切なのは、「信じられない自分を責めないこと」です。信頼を築くのは2人の共同作業なので、あやsabu15さん一人が頑張る必要はありません。 少しずつで良いので、次の3つのステップを意識してみてくださいね！ ① 「私はこう感じた」と伝える練習をする 　責める口調ではなく、「あなたが遅れると言ったとき、心が不安になったの」と“感情”を主語に伝えることがポイントです。感情の共有は、相手に罪悪感ではなく「理解したい」という気持ちを生みます。 ② 信頼を“積み上げる”習慣をつくる 　相手に完璧を求めるのではなく、「小さな誠実さ」に目を向けてみましょう。約束を守った日、優しい言葉をくれた瞬間——その都度「ありがとう、うれしかった」と伝えることで、相手も“信頼を築く喜び”を学んでいけます。 ③ 心の余白をつくる 　恋人に意識が集中しすぎると、相手の行動ひとつひとつに心が揺れやすくなります。友達との時間、趣味、自分を満たすひとときを意識的に持つことで、“恋人が全て”という状態から少し離れることで、心の安定を取り戻せます。

あやsabu15さんはすでに“自分と真剣に向き合おう”としているとても誠実な方だと感じました。だからこそ、今感じている苦しさも、決して弱さではありません。もし今、「もう少し誰かに話を聞いてほしい」「安心できる場所で自分を整理したい」と思う気持ちが少しでもあるなら、それは心が“回復したい”とサインを出している証拠だと思います。カウンセリングは、心を変える特別な魔法ではなく、“本来の優しさと笑顔を取り戻すための、伴走の時間”です。どうかひとりで抱え込まず、専門家のサポートに頼ってみてくださいね。きっと、少しずつ心が軽くなり、相手との関係にも新しい風が吹き始めます。あやsabu15さんの心が、これから少しずつ穏やかさと安心に包まれていきますように。 心から応援しています。