もにゅめさんは自分と周囲を比べてしまう癖があり、趣味や生まれた環境など様々なことについて比較しては、どうしてもうらやましく思ってしまうことがあるようです。嫌な気持ちになるなら見なければ良い、比べたってどうしようもない。頭では分かっていても、ついつい比較して頭に残ってしまうのですね。些細なことに神経をすり減らす毎日は苦しく感じ、どうしたらもっと楽観的になれるのだろうか？というお悩みを投稿してくださいました。

自分に自信がなかったり、方向性が定まっていなくて軸がぶれている状態だったりすると、どうしても周りと比較してモヤモヤした気持ちになったりうらやましく感じてしまったりしますよね。そんな気持ちは誰もが抱えているもので、あなたが楽観的に生きられていると思っている同年代の子達も、実は陰で周りと比較している時もあるかもしれません。自分と周囲を比較してしまって辛いと感じる時、どのように気持ちを切り替えっていったら良いでしょうか？一緒に考えてみましょう。

まず、人と比べること自体は決して悪いことではなく、そこから前に進むエネルギーとなる可能性もあるし、自分の今の状態を客観的に見る視点を得られる場合もあります。広い視野で周囲に目を向けて、自分と周りの状況をよく観察できているもにゅめさんは、きっと周りの人の気持ちもよく理解したり、状況を的確に捉えたりする力があるのではないかと思います。絵が上手な人はたくさん努力をしたということや、難しい環境の中でも少しでもお小遣いがあるという点に目を向けられているもにゅめさんは、本当に思慮深く、自分や周囲の状況を見渡せる力があるなぁと感じました。 もにゅめさんは周囲と自分を比べてしまった際、その気持ちが残って後になっても色々と考え続けてしまうことがしんどいと感じているのですね。些細なことで神経をすり減らしてしまう、そんな毎日は、確かに心が落ち着かずストレスフルな日々だと思います。うらやましいという気持ちはネガティブに捉えられがちですが、そこを原動力として「あんな風になれたら素敵だな」「どうしたらあんな風になれるだろう」と、ポジティブな方向に変換してみると心のモヤモヤを少し解消させることができるかもしれません。 そしてもにゅめさんは、自分も限界まで頑張ったということをきちんと認識できているのですね。他人からの評価や目に見える結果ではなく、自分がどれだけ頑張ったかという「過程」を自分自身で認めてあげるというのは、とても大切なことです。きっとたくさんの努力をされ、辛い経験を乗り越えてこられたことでしょう。そんなご自身の頑張りを自分でたくさん褒めて、認めてあげてくださいね。自分としてこれだけ頑張ったという自分の中の評価基準があれば、周りからの評価に左右されず自信が持てるようになります。

楽観的に、軽やかに毎日を生きることができたら、確かに人生をより楽しく感じられるかもしれません。でも、色々なことに考えを巡らせることのできるもにゅめさんだからこそ気付けることや、配慮できることがたくさんあるはずです。考え過ぎてしまうというそのエネルギーを、自分自身の成長や変化のために使っていくことができたら、素敵ですね。また、色々と考えてしまう方は一人でぐるぐと考えているとどうしてもネガティブな方向に考えが向いてしまうこともあるので、誰かに話を聞いてもらって一旦気持ちを整理するというのも良いかと思います。そのための機会としてカウンセリングが必要な時には、是非お声かけください。もにゅめさんの心の負担が減り、少しずつでも心穏やかな日々を送っていくことができますように、応援しています。