母親との関係が不安定です
わたしは周りの友達とその親との関係が羨ましいです。
わたしの母親はいわゆるナルシストだと思います。「自分大好き」とはまたちょっと違う、「自分を中心に世界が回っている」というタイプです。
母親は見た目に関してとても敏感です。
痩せた体型を維持するために毎朝2-3時間の筋トレを行い、食事もあまり積極的には摂りません。
わたしが子供の頃はわたしの服を着て、自分がどれだけ痩せているかをアピールしていました。
髪型も派手で、若者を意識したファッションが好きです。ピアスもたくさん開けています。
それ自体は食べないこと以外はいいことなのですが、一方で、わたしが中学・高校の頃からダイエットに目覚め始めると、その努力を妨害するようなことをしてきます。
わたしがダイエット中の食卓は毎日のようにとんかつにフライドポテト、ご飯もわざとらしく大盛り。別の日には唐揚げにお好み焼き、焼きうどん。部活の練習後には毎日ドーナツを大量に買ってきてくれるのですが、わたしからしたら嫌がらせでした。
残したりわざと分量を少なくするとすごく怒られていました。
それだけならまだわたしの健康や好みを意識して、という意見もあるかもしれません。
母親はわたしが他人に見た目に関して褒められると必ず嫌な顔をします。
褒めた本人が目の前にいる場合は「さすがママの子」といってすべてかっさらっていくし、一度わたしが褒められたということを報告した際には「そんなことで調子乗るなよ」と脅されました。当時小学生でした。
母はわたしの鼻が人より大きかったりにんにく鼻であることをしきりに指摘するし、わたしが友達と撮った写真を見せると毎回「顔でっか」といいます。この間はわたしの友達にわたしには「足首がない(=脚の形が不細工)」と伝えていました。友達はそのとき、わたしの脚を母に向かって褒めようとしてくれていました。
一度「さすがママの子」と言われると自分の努力なのにそうじゃないと思っているように聞こえるから嫌だと伝えたことがあるのですが、「冗談だよ、そんなの本気で思ってるわけないじゃん」と言われました。
本気で思ってると思います。
いまは毎日夜ご飯だけ一緒に食べるようにしているのですが、出す料理の量が明らかに2人分ではなく、さらにそれをほとんどわたしに食べさせるため、毎日お腹いっぱいだとさりげなく文句を言うと、「すごくおいしかったでしょ。毎日お腹いっぱいになって幸せでしょ?」といいます。
それに関しては「うん」としかいいようがないのですが、炭水化物は一種類にして欲しいとか、分量が明らかに多すぎるとか、最近頑張って運動して健康を意識しているということは伝えようとしています。
でも聞いていないのです。
本人にとっては全部楽しい会話の延長線で、わたしが本気で嫌がっているなんて思いもしないのです。
なぜならわたしが本気で嫌がったら今度は母が怒るからです。
「せっかく時間をお金を使って作ってあげてるのに」「もっと感謝してよ」「ママだって毎日大変なんだよ」
こうなってしまったらわたしが謝るしかありません。
今日も似たようなことが起きました。
今日もいつものように母の家に行くと、母が「今日は友達と食べてきたから1人で食べて」と言ってきました。
その時点でわたしは気持ちが曇りました。
母と食べに来てるのに、なぜわざわざここまで来て1人でご飯を食べなきゃならないのか?
ご飯を食べている間、母はスマホをいじるだけです。
出てきた料理は、パックのインスタントカレーとご飯とナンでした。
昨日、たんぱく質を優先的に食べててとても意識していると話したばかりで、わたしは一瞬にして嫌な気持ちになりました。
「肉はないか?」と聞くと、母が出してきたのは温めるだけで済む冷凍とんかつでした。
母が作ったのであれば食べていたと思います。だってそれはちゃんとおいしいから。わたしは本当はとんかつが大好きです。
これだけ聞くとただのわがままな娘に聞こえるかもしれませんが、これは15年に渡る母からわたしへのメッセージの積み重ねです。
話を聞かない、見た目を貶す、「あなたはインスタントで十分でしょ」という聞こえないはずの声が冷めたとんかつから聞こえてくるのです。
こんな嫌な気持ちになるくらいなら自分で作ったほうがよっぽどましだと思いました。
どうしようもなく涙が出てきて、案の定食べないわたしを不審に思って「せっかく用意したのに、おいしいのに食べないの?」と言ってきます。
そうすると今度はわたしが悪いのかなって気持ちになります。
だって実際用意してくれたし、わたしが好きであろうものを短時間で作ってくれたし。
でもそういうことじゃないんです。
2人で食べるご飯に意味があって、それが1人になった途端に「どうでもいい」と言われているようなメニューになるのが不快なんです。
一緒にいるからそれでいいってわけじゃないんです。だって母はいつもそもそもそんなに食べてないんですもの。
これだけ吐き出して、でもできることがないと思ってしまう自分がすごく嫌です。
弟には適当にあしらえばいいと言われます。
母は弟が大好きだから弟からしたら当たり前です。
わざわざ波風を立てるようなことをするメリットが彼にはありません。
弟は毎回母が聞きたい言葉を言います。
そんな弟とわたしを母は比べてきます。
それ自体はどうでもいいのですが、弟にわたしの状況を完全に理解してもらえないのはつらいです。
弟は海外にいるので、彼からしたらたまにしか会えない母との時間は彼なりに大事にします。
その弟からすると、わたしと母との間のこんな喧嘩はくだらないのです。
多分母にはわたしが感じていることの半分も伝わってません。
伝えようとすると防御され、はぐらかされます。
時限爆弾を不用意に触るようなものです。いつ怒りで爆発するかわかりません。
爆発しないように、機嫌を損なわないように、毎日どこかおそるおそる接している気がします。
そんな母に対するある意味での恐怖心が、仕事や友達、恋愛関係にも悪影響を及ぼしている気がします。
こうしてなんでも環境のせいにしたり、母のせいにしたりする自分が嫌です。
でもこうやって喧嘩したときに素直に自分の気持ちを受け止めてもらえない状況も嫌です。
休日は母と過ごす予定だったのに気まずくて予定が潰れるかもしれません。はあ。
とても長くなりました、、ここまで読んでいただきありがとうございました。