お話の詳細
仕事関係
コーヒー豆_レベル._アイコン.ハツユキソウ
2ヶ月前
同僚とうまくやれない
障害を抱えるお子さんの支援をしています。 職場は大体教育関係からが7割、 福祉・心理関係が2割、その他が1割程度です。 私は社会学部からPSWの資格を取るために専門学校に通い直していて、教育の知識なく入職しています。 最初は対応の仕方が分からなかったので、職場の方から勧められたテーマ(ABAトレーニング等)に関する本を読みながら学んでいました。 入職してまだ1年半ですが、最近は自分の生い立ちを支援に活かせたらなと考え始めました。 私は毎晩両親の喧嘩が絶えない家庭で育っており 父親はお酒が入ると暴言や怒鳴り、 母親からは無視されたり、夜中の11時に家を追い出されて泣きながら友達家族の家に匿ってもらうことがありました。 「誰のお金で生活できていると思っているんだ」 と言われたり 高校受験の際、第一志望の私立に受かっていたにも関わらず 「公立の〇〇高校に受からなかったら働け」と言われ そちらの高校に入学して不登校になり、留年か退学ギリギリまで追い込まれました。 今思えば対等な友人関係もほとんど築けず、いじめられたこともありました。 前述が長くなってしまいましたが、 家庭環境がトラウマなのか、仕事では無意識に過緊張状態になってしまって、同僚とうまくコミュニケーションを取ることができず、自分の発言権がほとんどありません。 (コミュニケーションの難しさを家庭環境のせいにするなと言う意見はごもっともです。) 教育関係の仕事のできる方が、支援や指導に絡めて上手く自分の意見が言える人で 私は指導までは考えが及ばないため、私からみたお子さんの姿はいらないのかな?と思ってしまい 現在他の同僚の方と溝ができてしまっている状態です。 でも、お子様と話すのはとても楽しいです。 ですが、仕事として私は支援に貢献できているのか不安になります。 次の出社の際に自分の生い立ちを話して、自分の目線から見たお子様の様子について意見していいものなのか悩んでいます。 それか、教育・指導系の職場ではなく、精神面を重視した職場に転職したほうがいいのでしょうか?    
コミュニケーションストレス人間関係仕事家庭環境
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専門家プロフィール
滝 真樹子 さんの専門回答
2ヶ月前
大変なお仕事をされているんですね。是非頑張ってほしいです
#人間関係 #仕事関係 #教育 #福祉
ハツユキソウさん、こんにちは。臨床心理士・公認心理師の滝と申します。投稿を拝見し、少しでもハツユキソウさんを応援したくてコメントしています。
[今回の悩み]
障害を抱えるお子さんの支援という、大変なお仕事をされているハツユキソウさん。もともと教育関係の知識はなかったものの、独学で学びながら日々、支援にあたっておられるのですね。またご自身も大変な家庭環境だったご経験から、最近ではそれを支援に活かしたいと思っていらっしゃるとのこと。コミュニケーションに難しさを抱える中、同僚の方と溝ができてしまっている状況で、自分の知見を意見して良いものかどうか悩んでいらっしゃるようです。
[悩みの原因・分析]
スクールカウンセラーとして学校で仕事をしていると、特別支援学級の先生方とお話をする機会があります。支援級の先生方は必ずしも特別支援の専門家という訳ではなく、配属されてから仕事をしつつ勉強したり研修を受けたりして関わりを学んでいらっしゃる方も多いようでした。ハツユキソウさんも教育関連について分からないことも多い中、ご自分で学びを深めながらきっと誠実に対応していらっしゃるのだと思います。忍耐力が必要なお仕事かと思いますが、勉強しながら体力面でも大変な業務をこなされているとのことで、本当に頭の下がる思いです。コメントを通じ、今回の投稿に関して何かヒントになるようなことがあれば幸いです。
[やってみましょう!]
ハツユキソウさんは、PSWの資格取得のために勉強中なのですね。PSWになると、様々な事情を抱えたご家庭の支援に携わることも多いですので、そういったこともあって資格取得を目指していらっしゃるのでしょうか。そちらの方も、無理なく是非継続して頑張ってくださいね。 さて、ご自身の生い立ちやご経験を活かした支援をしていきたいとのお気持ち、とても素敵だと思います。きっと同じような環境にいる子ども達の気持ちに寄り添うことができるでしょうし、職員の方達も様々な知見があった方が多面的な視点でお子さんを見ることができて助かるのではないでしょうか。コミュニケーションの苦手さから周囲との間に距離ができてしまっているだけで、もともと発言権が認められていないような職場ではないと思うので、勇気を持って少しずつご自身の意見を言うようにすれば、きっと周りの方も耳を傾けてくれるはずです。PSWとしての福祉的な視点からの意見もあると、よりお子さんの理解に繋がるかもしれません。 対人援助に携わる仕事で気を付けるべき大切なことの一つに、「助けようという気持ちだけで突っ走り過ぎない」という点があります。これは私達心理系の仕事に関しても言えることで、常に振り返って気を付けるようにしています。もちろん、相手を助けたい、何か役に立ちたいと思うのは援助職として自然な気持ちで、時に仕事の原動力にもなっています。ですがその思いだけで突っ走ってしまうと急に支援の継続が難しくなった時に関係性が壊れて結果的に相手を傷つけてしまったり、他の利用者さんとの間に不平等が生まれてしまったりします。自身の燃え尽き症候群にも繋がることがあります。長期的な支援を目指すためには、相手の利益を守るためにも適切な距離を保つことが大切となります。そのことをきちんと頭のどこかに入れておけば、独りよがりな行動にはならないはずです。 ご自分の生い立ちを活かそう、という気持ちも、強すぎるとある特定の利用者さんに支援が偏ってしまったり、自分を投影し過ぎてしまったりします。そうなるとお互いにとって良い結果にならないケースもあります。あくまでも一つの意見として、支援の参考程度に…という形で意見をすると、同僚の方にとっても受け入れやすいのではないかと思います。
無理のない範囲で、少しずつ同僚の方とコミュニケーションが取れるようになると良いですね。自分と似たような環境にいる子の支援に携わるという経験は、自分自身の救いにもなる一方、過去と向き合うことにも繋がり気持ちが辛くなることもあるかもしれません。仕事をする上で精神的にしんどいと感じることがあったり、コミュニケーションやご自身の性格・家庭環境についてじっくりと考えていきたいというお気持ちがあれば、カウンセリングも是非ご利用ください。きっとこれからのハツユキソウさんの生活やキャリア選択にとって意味のある時間になることと思います。 10月に入り、少しずつ肌寒くなってきました。勉強に、仕事にとお忙しい毎日かと思いますが、どうぞご自愛くださいませ。