お話の詳細
メンタルヘルス
コーヒー豆_レベル._アイコン.Delta
2ヶ月前
自分はPTSDなのでしょうか
今年の5月くらいに当時付き合っていた彼女がODによる自殺未遂をしました。その時のことがいまだにフラッシュバックしてしまい、自分は不眠が続いています。なにか自分に精神疾患があるのか知りたいです。 以下詳細です 彼女は家庭環境が複雑で母親がヒス系、父親は精神疾患持ちでした。小さい頃から母親の教育虐待が絶えなく、自傷癖のある子でした。自分と付き合い始めてから祖父の家で別居を始めました。が、祖父のほうも彼女に理解はなく精神状態がさらに悪化していきました。自分はASD,ADHD,パニック障害をもっていて精神科に通いながら彼女のサポートをなんとかできるようにしていました。次第に自分に依存していくようになって、小さい喧嘩でついに彼女は自殺未遂をしてしました。市内の病院に救急搬送され、その後精神病棟に1ヶ月間入院することになり、そこで彼女が躁鬱だと判明しました。彼女とは同じ学校に通っているのですが、退院後今年の七月中旬ごろに学校のトイレにて自傷した旨を本人から伝えられていつ死んでしまうかわからない不安に駆られてお別れを決意しました。別れてから3ヶ月弱経ちますが、いまだに自殺未遂した時のことがフラッシュバックしてしまい、学校に行くのが怖く夜も寝れない日々が続いています。意見をいただけると幸いです。
トラウマパニック不眠症
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専門家プロフィール
滝 真樹子 さんの専門回答
2ヶ月前
とても怖く、不安な思いをしていることと思います
#不眠 #トラウマ #メンタルヘルス
Deltaさん、はじめまして。臨床心理士・公認心理師の滝と申します。不安定な彼女さんとのお付き合い、とても不安な思いをされたことと思います。何かヒントになるようなことがあればと、コメントさせて頂いています。
[今回の悩み]
過去にお付き合いをしていた彼女が自殺未遂をした当時のことがフラッシュバックして、不眠が続いているというDeltaさん。ご自身も精神科に通院されている中、なんとか不安定で依存的な彼女さんのサポートをしようと尽くされていたのですね。ですがある時彼女が自殺未遂により救急搬送、躁鬱と判明し、退院後も自傷行為があったようです。その後お別れを決意し、今は別れてから3ヶ月経っているものの、フラッシュバックや不眠に悩まされているとのことでした。
[悩みの原因・分析]
家庭環境に困難さを抱え、自傷行為を繰り返す不安定な彼女さんを支える大変さというのは並大抵のものではありません。それはまだ学生のあなたが一人で抱えるべきものではないし、今の状況になったのは決してあなたの責任ではありません。もしあなたがご自分を責める気持ちがあるようでしたら、決してそのようなことはないとお伝えしたいです。フラッシュバックや不眠など様々な身体症状が出現しているようですが、今の状況をどのように考えていけば良いでしょうか。
[やってみましょう!]
命の危険を感じるような大災害や暴力など、過度なストレスを感じた後に起こる反応を急性ストレス反応・障害と言い、通常であれば1か月程度で収まります。ですが1か月以上続くようであれば、それはPTSDと診断されることが多いです。PTSDは自然災害や暴力被害などの他、命を脅かされるような経験をしたりそれを目の前で目撃した場合にも起こります。Deltaさんは身近な存在である彼女さんが自殺未遂により救急搬送されたということで、相当なストレスを経験したのですね。不眠やフラッシュバックが起こるのも自然な体の反応と言えるかもしれません。 こちらは医療機関ではありませんので正確な診断をお伝えすることはできないのですが、確かに今のDeltaさんの状況はPTSD反応である可能性は高いです。普段通院している精神科があるようであれば、主治医の先生に状況を伝え、PTSD症状についても相談ができれば良いかと思います。また、PTSDの治療にはまずご自身の安全の確保が第一となります。今はお別れしたとのことですが、できれば彼女さんとの距離は適切に保ち、深く関わることのない範囲で過ごせると良いのではないでしょうか。 彼女さんも躁鬱の診断がつき、入院していた病院で退院後もフォローがあるでしょうから、もし家庭環境への介入が必要であればそちらでソーシャルワーカーさんの手配等もしてくれるはずです。Deltaさんはどうぞご自分の心身の回復を第一に考え、無理のないように過ごしてほしいと思います。学校に行くのが怖い気持ちがあれば、保護者の方とも相談して学校に配慮をお願いするというのも一つの方法です。不安が高くなったら保健室に行けるようにする、そのために廊下側の席にしてもらう、いざという時に頓服を飲めるように授業中でも水筒の使用を許可してもらう、といった配慮をお願いしてみても良いかもしれません。
学校にスクールカウンセラーの人がいたら、不安な気持ちを聞いてもらうのも良いと思います。休み時間等の短い時間ではなくじっくり話を聞いてほしいということであれば、担任の先生にお願いして授業時間に話ができるように調整してもらうこともできるはずです。そして将来的に機会があれば、こちらのオンラインカウンセリングも是非ご利用くださいね。人は抱えている悩みを人に話すことで、心の重荷を降ろすことができます。どうぞお1人で抱えることなく、適切なサポートを受けて心身の健康を保ってください。 Deltaさんの気持ちが少しでも落ち着いて、穏やかな学校生活が送れるようになることを願っています。良かったらまたお話を聞かせてくださいね。