お話の詳細
メンタルヘルス
コーヒー豆_レベル._アイコン.なきむしたまちゃん
2ヶ月前
なんでもないことですぐに泣いてしまいます。
そこまで辛い気持ちになったり、みんなが泣くときほど悲しくないはずなのに少し注意・指摘を受けただけで泣いてしまいます。周りからの印象も嫌だし、相手の人は教えてくれているだけなのに悪者のようにしてしまうのが申し訳ないです。周りに相談すると大抵「メンタルが弱いのかな?」というふうに言われますが、それもあるかもしれないけど自分自身とても落ち込んだりしているわけではないのに涙が出てしまうという感じです。相手が大人(学校の先生など)で自分に非があることは分かっているが、少しそれは違うんではないか?という怒りと申し訳なさが両方ある時に自分の行動や気持ちを説明するとよくなる気がします。わたしは涙も出ますがどちらかというとしゃっくり(嗚咽?)のようなものが泣きそうになると出やすく、説明したいのにヒックヒックしてまともに話せなくなるのも嫌だし、そうなり始めると「泣いていることがバレたくない、涙に止まって欲しい」とものすごく焦って話が覚えられずミスにミスを重ねてしまいます。何か原因や対策はあるでしょうか。
不安パニックコンプレックス
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専門家プロフィール
滝 真樹子 さんの専門回答
2ヶ月前
気持ちをうまく他に向けられると良いですね
#不安 #パニック #メンタルヘルス
なきむしたまちゃん様、こんにちは。臨床心理士・公認心理師の滝と申します。何人かの方が「専門家におすすめ」をしてくださいました。きっと同じような悩みで苦しんでいらっしゃる方も多く、たくさんの方が投稿を見て応援してくださっているということかと思います。
[今回の悩み]
なきむしたまちゃん様は、少し注意や指摘を受けただけで泣いてしまうというお悩みをお持ちなのですね。すごく悲しかったり落ち込んだりしている訳ではないのに、涙が出てきてしまう。そして、自分の行動や気持ちを説明すると少し良くなる感じがするとのことでした。どちらかというと涙よりもしゃっくりのようなものも出やすく、そうなると更に焦ってミスも多くなってしまうので、原因や対策を知りたいとの投稿でした。
[悩みの原因・分析]
投稿を拝見した限り、今までに何回も同じような状況に陥ったために、またそうなるのではないか、どうにか止まってほしいと思うがあまり、意識が更に泣くことに集中してしまって余計パニックになるという繰り返しが起こっているようです。また、それはちょっと違うんじゃないか?と思っているのになかなかうまく言葉にできない時の悔しさ・もどかしさ等の色んな気持ちが、涙やしゃっくりとなって出てきているようですね。意識が泣くことに集中し過ぎないよう、うまく気持ちを切り替えて言葉で表現できるようになると素敵だと思います。
[やってみましょう!]
一時期、「一方その頃サバンナでは」という言葉が流行ったのをご存知でしょうか。ちょっと気持ちがいっぱいいっぱいになったり、涙が出そうになった時に、頭の中にサバンナで野生動物たちが走り回る光景を思い浮かべる。そうすると、自分は食べ物のために狩りをしなくても良いし、安心して寝られる場所もあるし、まぁいっか!と思えるという気分の切り替え方法ですね。最初に聞いた時は笑ってしまいましたが、これによって救われた人もずいぶんいるようです。極端な例ではありますが、泣くことに意識が集中しそうな時、とにかく一旦気持ちを別の方向に向けてみるというのも良いかもしれません。 顔の前に固い仮面や鎧をつけて、受けた言葉をその仮面や鎧でブロックするという絵柄を、視覚的にイメージしてみるというのも一つの方法です。自分に非があると認識しており、相手の言っていることは理解している訳ですから、跳ね返すまではしなくても良いかと思います。その言葉が心の内側まで入ってこないように、一旦留め置く。そして、自分がそれに対してどう思ったのか、どう感じたのかという気持ちをゆっくり言葉にしてみると良いのではないでしょうか。もし言葉にするのが難しければ、心の中でつぶやくのでも構いません。その場はとりあえずやり過ごして、後から日記等に記録するのでも良いと思います。 こういった方法でなんとか一瞬その場を乗り切り、一度深呼吸をしてみると、更に気持ちを落ち着かせることもできるかもしれません。大きく息を吸って、大きく息を吐く。本当は何回か繰り返して呼吸を落ち着かせられると良いのですが、その場であまり時間がなければ、一回深呼吸するだけでも案外効果があったりします。すぐに劇的に役に立つ方法というのはどんなことでも難しいものですが、少しずつ、できる範囲で試してみてくださいね。
学校にスクールカウンセラーの人がいたら、気持ちを聞いてみてもらうというのも良いかと思います。また、将来的に機会がありましたら、オンラインのカウンセリングも是非利用してみてくださいね。その日言えなかった、飲み込んでしまった言葉を、誰かに聞いてもらう。そうすることで、本当は自分はこう感じていたんだと実感することができ、次の場面で生かすことができます。 なきむしたまちゃん様が安心して、心穏やかな毎日を送れるようになることを応援しています。どうぞご無理のないようにしてください。