小さな悩みが積み重なっていて誰か先生に相談したいけど、なかなか一歩を踏み出せないというあやな2さん。でも本当は誰かに気付いてほしいし、助けてほしい。もう心は限界という状態のようで、とても心配です。ご家族のことが悩みの種でもあるのでなかなか親御さんにも相談できず、どうしたら良いのだろうという思いを投稿してくださいました。

高校生にとって、悩みができた時に自分でできる解決手段というのはとても限られていて、誰かに助けてもらわないとどうにもならないことというのは多いと思います。それなのに、どうしても周りに助けを求めることができない。あやな2さんが今、とても追い詰められたような気持ちでいらっしゃる様子が伝わってきて、胸が痛くなりました。具体的なことも分かりませんので、おっしゃる通り確かにこちらで解決策を考えるのも難しいですが、コメントを通じて何か少しでもヒントになるようなことがあれば幸いです。

あやな2さんには現在、大きな悩みというのはないけれど、小さな悩みがたくさんある状態なのですね。小さな悩みも積もり積もると自分のキャパや容量を超えて、抱えきれなくなってしまいますよね。でも、漠然とした不安が大きくて何に悩んでいるか分からないという人も多い中、小さな悩みでもきちんと自分で把握できているというのはすごいことです。一度、悩んでいることを書き出してみて、取り組むべき課題の優先順位をつけてみるというのも一つの方法です。悩みは視覚化して客観視することで、自分の力でなんとかなるかもしれないという自信に繋がります。もし良かったら試してみてくださいね。 そしてあやな2さんには、好きな先生が学校にいるとのこと。まだ相談できていないとしても、この先生ならもしかしたら分かってくれるかもしれないという希望を持てるというのは、とても心強いことだと思います。そんな先生の存在はありながらも、忙しいと思ってなかなか相談に行けない。きっとあやな2さんは相手の状況や立場を思いやることのできる、優しくて想像力のある方なのでしょう。「相談」という形で持ちかけると少し負担も大きいかもしれないのですが、例えばあやな2さんの小さい悩みをいくつか具体的に細分化してみて、これに関する解決方法なら「質問」できるかもしれないというものがあれば、まずはそのことについてのみ質問してみてはどうでしょう。短時間の会話で終わりそうな質問という形なら、お互いにとってハードルは下がるかもしれません。そこで関係性を作ることができれば、それ以外の悩みについてもいずれ相談できる時が来るかもしれません。 また、SCは知らない人で怖いから相談できない、とのことでした。確かに普段話していない知らない人だと、自分のことを話すのは怖いですよね。でも、場合によっては普段接する機会のない人だからこそ、話せることというのもあります。SCに相談した内容は、親御さんに絶対連絡しないでと言えば伝わることはありません。生徒が勇気を出して来てくれると、カウンセラー側もとても嬉しいものです。今はまだ難しいかもしれませんが、もし今後ほんの少しでも話してみようと思える時が来たら、是非足を運んでみてくださいね。

親御さんが不眠症や鬱を持っていて悩みの種でもあるとのことでしたので、お家の中でも安心して過ごせる居場所を持てていないのかもしれず、心配です。高校生のあなたには、進路や将来のこと、対人関係、これからも悩みは絶えないと思います。どうかお一人で抱え過ぎることなく、どこかで心の繋がりを持てる相手と巡り会ってほしいと願わずにはいられません。将来的に機会があれば、こちらのオンラインカウンセリングも是非ご利用くください。あやな2さんの心の負担を少しでも減らしていけますように、応援しています。