急に人の声を聞くのが嫌になったり、人影を苦しく感じてしまったりすることがあるという、72なつさん。調子が良い時には友達とのおしゃべりを楽しめるのに、出席日数や寝不足など心配事が気になって、急に涙が出てきてしまうこともあるのですね。一人でいた方が心が休まるけれど、どうしても人と関わらなければいけない状況にあるため難しく、どうしたら良いか分からないというお気持ちを投稿してくださいました。

やることが多かったり心配事があったりすると、普段楽しめていた友達との会話も楽しめなくなったり、一人でいたいと感じたりすることもありますよね。日々ストレスフルな時間を過ごしているとそう感じてしまうのも自然なことだし、時には一人の時間も大切にしたいものです。でも、何がそうさせているのか分からなくて引っかかる部分もあるし、人と関わらなければいけない状況のためいつも一人でいる訳にもいかない。どのように心の負担を軽くしていくことができるでしょうか。少し立ち止まって、一緒に考えてみましょう。

周囲に人がいる状況を負担に感じてしまう時というのは、誰にでも起こります。忙しかったり心配事が多かったりして少しメンタルが落ちていると、誰でも時には一人の時間を持ちたいと思うものです。心にひっかかりを感じているようであれば、何がそうさせているのかを自分の中でより明確にできると、少し気分が落ち着くかもしれません。急にそうなってしまった時の状況を記録してみると、自分がどんな状況や出来事を負担と感じるのかをはっきりさせることができます。調子が悪い時にはできるだけそういった状況を避ける等、前もって心の準備をすることもできます。 また、心配事を紙に書き出してできることに優先順位をつけてみるというのも一つの方法です。漠然とした不安は視覚化してみることで全体が把握でき、なんとか対処できるかもしれないと自信がついてきます。出席日数が気になるようであれば、具体的に今どれ位の日数出席できていて、あと何日位休むと不利になるのか、先生に確認してみても良いかもしれません。寝る前にそういった洗い出しの作業をすることで、寝不足の解消にも繋がる可能性があります。 今は人と関わらざるを得ない状況とのことですが、合間合間に上手に自分時間を確保することで、リフレッシュすることも大切です。長時間人と過ごす日が続くようであれば、行き帰りはなるべく一人になってぼーっとする時間を作ったり、図書室やトイレ休憩など何かしら理由を作って少しの間抜ける時間を作るというのも良いかと思います。心身が限界を迎える前に、なるべく自分の心を守るような行動を自分で取って労わってあげられると素敵ですね。

心の引っかかりは、人に話すことで客観的に振り返ることができ、抱えていた重荷を降ろすことができます。もし学校にスクールカウンセラーさんがいたら、利用してみるというのも良いのではないでしょうか。養護の先生や誰か話しやすそうな先生に時間を取ってもらうというのも良いですね。もちろんこちらもでも、オンラインのカウンセリングが利用できます。機会があれば是非利用してみてください。 72なつさんが心の重荷を少しずつでも降ろすことができますように、応援しています。どうぞご無理のないようにしてください。