保育の現場で一人では対応できないことが多いのに、人に聞けずに自分なりのやり方で進め、ミスやトラブルになってしまうことが多いということなんですね。自分が変わらないとこの悪循環から抜けられないと感じつつも、周りに相談もできずに決心もできない状況で悩まれているんですね。 変われない、また同じミスをしてしまうかもと思いながらも「次からはないようにします」という言葉を言うのは、きつくなってしまいますよね。

まず、「分からないことがあっても、聞けない」「自分なりに考えたやり方で進んでしまう」とご自身の特性を客観的に把握できているように感じます。 そして、同じミスを起こしてしまう原因も、分からないことがあっても自分が聞くことができないから、自分なりの考えで進めてしまうからということに関連していると考えていらっしゃるということですね。 その循環を変えるために自分が変わらなければならないと考えていることができているだけでも、まずは素晴らしいことかと感じます。 ある程度の年齢を重ねると、“自分を変える”ということはとても勇気や行動力、根気強さなどが求められ、なかなか難しいことです。 銀のハシビロコウさんは、今、同じミスを繰り返し、変えられない自分を責めて、自信を失っている状態にいるのではないかと想像します。 そのような状態の中で、自分を変える行動を一人で行うということは、相当なハードルの高さのように感じます。

銀のハシビロコウさんがこのループを抜け出すための1つのポイントは、「なんせ、周りの人に相談できない」ということがキーワードになりそうですね。 それは、職場環境上の人間関係の影響もあるのか、銀のハシビロコウさんの性格上の課題だけなのか。 周りに相談できないというのは、職場に関わらず、家族や友人などの関係でも同様なのか。 銀のハシビロコウさんが「人に聞けない」となってしまうのは、なぜなのか（何が“人に聞く”ことを止めているのか）。

保育の現場に限らず、完全に一人ですべてをこなすことができる仕事はほぼないでしょう。 環境を変えるにしても、「人に聞けない」「相談できない」ことがさまざまな壁となってしまう可能性は考えられます。 カウンセリング／コーチングを受けていただくことで、銀のハシビロコウさんの行動の原因をより深掘りし、無理なく変化できるように伴走していくことができるかと思います。 自分一人で自分を変えようと思ってもなかなか難しいですが、サポーターがいることで客観的かつ継続的に行動し続けることが可能となります。 銀のハシビロコウさんは、ここまで自分のことを客観視できている方なので、あとは具体的な行動を考えることと、行動を後押しすることさえできれば、循環を変えることもできるように感じます。 カウンセリング／コーチングの活用が、今の状況を変える一歩に繋がるのではないかと思います！