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家族関係
匿名さん
3ヶ月前
親がアルコールをやめません…
父がおそらくアルコール依存症になりかけていると思います。 私は実家から離れて暮らしており、母から状況を聞いていますが、 ・ほぼ毎日お酒を何本も飲む、休みの日も日中からお酒を飲み始める ・母に怒鳴ることもある(シラフでも逆ギレなどしますが…) ・もともと酒癖はあまり良くないですが、ここ数年でどんどん悪くなり、他人にも迷惑をかけている状況 ・迷惑をかけて家族が怒っても、次の日何事もなくまた酒を飲む 私は病院に行ってほしいと思っていますが、母は呆れてもうどうにでもなれという感じです。 本人も治す気はなさそうです。 もう好きな酒を飲んで***れば本望だと思っているように感じます。 どこに相談したらいいかわかりません… また父にも私の気持ち(迷惑していることと心配していること、病院に行ってほしいこと)をどう伝えたらいいかもわかりません… 言ったところで気持ちが変わってくれるかもわかりませんが…… 父が倒れたら迷惑するのがこっちなんです。怒鳴りつけたいくらいですが、逆ギレもこわいです。 もうどうしたらいいのかわからなくなってきました どなたかアドバイス頂けないでしょうか…… 拙い文章で失礼しました…
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専門家プロフィール
佐藤 真紀 さんの専門回答
3ヶ月前
父がアルコール依存症かもしれない不安
#依存症 #アルコール #家族問題 #ストレス #不安
匿名さん、ご相談をお寄せくださりありがとうございます。 お父さまの飲酒の問題、そしてそのことでご家族が大きな不安と疲弊を抱えておられることが文面からも伝わってきます。 匿名さんがお一人で苦しい気持ちを抱えてきたことは、とても不安で苦しいことだったと思います。
[今回の悩み]
・お父さまが毎日のように大量にお酒を飲み、酒癖も悪化している ・お母さまに怒鳴ることもあり、家族に迷惑をかけても翌日には何事もなかったように飲酒を繰り返している ・本人は治す気がなく、お母さまも「もうどうにでもなれ」という状態 ・ご相談者さまは病院に行ってほしいと考えているが、どう伝えればいいのか分からず悩んでいる ・怒鳴りたいくらいの気持ちもあるが、逆ギレされるのが怖く、どうしていいか分からなくなっている
[悩みの原因・分析]
アルコール依存症は、単に「お酒が好きだから飲む」という段階を超え、飲酒をやめられない「病気」で、医師の問題ではなくなっています。 ご本人に自覚や治療の意思がない場合、周囲の家族が大きなストレスを受けてしまうのも、依存症が生む苦しさのひとつです。 「好きなだけ飲んで死ねれば本望だ」と思っているように感じられるのも、依存の一部であり、必ずしも本心ではなく「飲酒を正当化するための言葉」であることも多いです。 また、お母さまが疲弊しきって諦めてしまっているのは、長年のストレスの結果とも考えられます。
[やってみましょう!]
まず大切なのは、匿名さんが一人で抱え込まないことです。 アルコール依存症の問題は「家族だけで解決するのは難しい」という特徴があります。 ですので、専門の相談窓口や支援機関を利用されることを強くおすすめします。 各都道府県にある精神保健福祉センターや断酒会、保健所の精神保健福祉相談窓口。各市町村の相談窓口などでは、家族からの相談も受け付けています。 ご家族自身の心身を守るために「家族教室」や「自助グループ」に参加するのも有効です。 お父さまご本人に「病院に行ってほしい」と伝えるのはとても勇気がいることですし、正面から説得するのは難しい場合が多いです。 もし伝えるときは、「あなたが心配だから」「長く元気でいてほしいから」と、ご自身の気持ちを落ち着いたトーンで伝えることを意識すると良いかもしれません。 「依存症」は「孤独の病」とも言われたりします。 それは、本人の孤独、周囲の孤独をも意味します。 怒鳴りたいほどの気持ちを抱えるのは自然なことですが、正面衝突ではかえって関係が悪化することが多いですので、支援機関の方と相談しながら段階的に取り組まれると安心です。
カウンセリングでは、「ご家族の依存症への向き合い方」や「伝え方の工夫」、そして「あなた自身の心のケア」を一緒に考えていくことができます。 依存症は家族全体に影響する問題だからこそ、サポートを受けることで気持ちが少しずつ整い、「もうどうしたらいいか分からない」という状態から抜け出せることがあります。 マインドカフェのカウンセリングも、安心して気持ちを整理し、具体的な対応のステップを一緒に探していける場になると思います。 もし「一人で抱えきれない」と感じられたら、どうかためらわずにご利用ください。 匿名さんの心が壊れてしまわないように、外部からの支えを持つことはとても大切なことだと考えています。