くじけやすい、人として根性が足りない、すぐ泣くのが悩みです

新しい職場に来て2ヶ月経つのですが、私は要領が悪く怒られると萎縮してしまい分からないことがあっても「また怒られるのかな…」と傷つくのが恐くて聞けないときがあります。聞くには聞くんですが、気合いを入れないと聞けなかったり時間を置いたりしてしまいます。そんな自分を責めては落ち込んで泣いてを毎日繰り返して疲れてしまいました。会社で気を張り詰めすぎて家に帰ってからの落差が激しいです。無理して笑ってしまうし、同棲してる彼の前でも本音を言えません。1年前適応障害になり半年も家に引きこもってたので彼に経済的にも助けられました。新しい職場にまだ2ヶ月しか居ないのにもう辞めたいなんて言えなくてこれ以上彼に迷惑もかけたくありません。でももうメンタルの限界が近くて心療内科でもらった薬をまた飲みはじめています。日曜日なのに仕事のことを思い出してはずっとわんわん一人で泣いてました。いっそ消えてしまいたい。明日が来るのが怖い。

不安うつストレスコンプレックス

新しい職場で心身ともに疲れ切っている。以前のつらい経験も思い出し、気持ち的に限界を感じている。

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レウコさん、こんにちは。カウンセラー、公認心理師、精神保健福祉士の佐藤真紀と申します。よろしくお願いします。気持ち的につらい中で、その気持ちを言葉にしてくださったこと。日々の大変さが伝わってきました。まずはここに書いてくださったこと自体が、これまでと違う大きな一歩だと思います。

[今回の悩み]

新しい職場に入って2ヶ月。怒られた経験が心に残ってしまい、分からないことがあっても聞くのが怖くなる。聞くこと自体に気合いが必要で、無理して笑ったり、会社と家の落差に疲れきってしまっている。一年前の適応障害のこともあり、また同じようにつらい状況になるのではないかという不安や、同棲している彼に迷惑をかけたくない気持ちも重なり、限界が近いと感じている。日曜なのに涙が止まらず、「明日が怖い」「消えたい」と思うほど追い込まれている。

[悩みの原因・分析]

職場で怒られる経験が続くと、人は「また傷つくことを避けなきゃ」と身構えやすくなります。これは、弱さではなく、脳と心が自分を守ろうと働いている自然な反応です。さらに、以前に適応障害で心が疲れた経験があると、同じような緊張が起こる場面で、心が敏感にもなりやすくなります。負荷の大きい環境では、誰でも同じようなストレス反応が出ます。レウコさんのせいではなく、脳が自分を守ろうとしてくれている反応でもあります。

[やってみましょう！]

すぐに何か大きな決断をする必要はありません。まずは、いまの負荷を少しだけ軽くすることを優先してみてください。心療内科の先生に、今の状態をそのまま伝えることこれだけでも安心につながります。仕事で「今日はここだけでいい」と決める全部を頑張るのではなく、今日の自分が無理なくできそうな範囲を小さく設定することで、負担が和らぐことがあります。「辞めるかどうか」などの大きな問題は、落ち着けるまでいったん横に置いておいて大丈夫です。心が安定していない時に大きな決断をすると、あとで後悔することも出てきます。焦らずゆっくり、相談しながら決めていくのはどうでしょうか？

ここまで毎日を耐えてきたことだけでも、本当にすごいことなんです。追い込まれているのは、レウコさんがが弱いからではなく、今の環境がレウコさんにとって厳しすぎるだけ。どうかひとりで抱え込まず、カウンセリングを使える支えとしてに少し頼ってみるのはどうでしょうか？レウコさんの感じているしんどさは、自然なものなんです。カウンセリングを受けることで、自分の中でこんがらがっていた思いも少しずつ整理できると思います。