お話の詳細
一般的な悩み
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3ヶ月前
皮膚むしり症ってどうやって治せるんでしょう?
だいぶ全盛期よりはマシになったんですけど、指先のささくれ引きちぎるのが癖です。 指先いじるのを止めようとすると、他のところに転移します。笑 皮膚むしり症で他の行動に置き換えたいのですが、指先のケアってどうしてますか? 指が綺麗な人がとても羨ましいです。。
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専門家プロフィール
佐藤 真紀 さんの専門回答
3ヶ月前
指先のささくれを引きちぎってしまう癖について
#ストレス #自傷行為 #癖
tem3さん、こんにちは。 カウンセラー、公認心理師、精神保健福祉士の佐藤真紀と申します。 よろしくお願いします。 お話ししてくださってありがとうございます。 指先をいじってしまう癖や、皮膚をむしってしまう悩みを持っている方は、実は少なくなかったりするんですよ。 ひとりで抱え込まずに打ち明けてくださったこと自体、とても大切な一歩だと思っています。
[今回の悩み]
ご相談では、「ささくれを引きちぎる癖があり、やめようとすると他のところに転移してしまう」「皮膚むしり症を意識していて、指先のケアや他の行動に置き換えたい」「指がきれいな人が羨ましい」というお気持ちを伝えてくださいましたね。
[悩みの原因・分析]
皮膚をいじってしまう行動は、ストレスや不安、手持ちぶさたなどがきっかけになる場合が少なくありません。 頭では「やめたい」と思っていても、無意識のうちに指先に手がいってしまうのは自然なことですし、自分の意思が弱いからではありません。 また「他に転移してしまう」というのも、行動を抑え込もうとするほど、別の形で出てしまうという特徴の表れでもあるんです。
[やってみましょう!]
これが絶対というわけではありませんが、取り組みやすそうな対策を少し書いていってみますね。 ・指先ケアを習慣にする ハンドクリームやキューティクルオイルで爪まわりを潤しておくと、ささくれができにくくなり、触りたい気持ちが減ります。 ・置き換え行動を用意する 指先をいじりそうになったら、小さなストレスボールやハンドスピナーなど「触っても安心なもの」に手を伸ばせるようにしてみてください。 ・小さな達成感を積み重ねる 「今日は親指だけ守れた」「1時間は触らなかった」など、自分なりの小さな目標を決めるのも効果的です。 完璧を目指さず「少しずつ」が大切です。 ・気持ちの安心も大事に 背景に不安や緊張がある場合は、無意識の行動をやめるだけでは苦しさでどうしようもなくなる時もあります。 そういう時には気持ちを話す場(カウンセリングなど)を持つと、「やめられない理由」が少しずつ整理されていきますよ。
もし「どうしても自分ではコントロールしづらい」と感じるときは、カウンセリングで気持ちを言葉にしていくのも助けになります。 皮膚むしりの行動だけでなく、その背景にある「落ち着かない感じ」や「気持ちのざわつき」といった部分にも寄り添ってお話をお聞きしていきますので、安心感を持ちながら取り組むことができます。 マインドカフェのような場でも「小さな行動の工夫」と「気持ちのケア」を一緒に考えられますから、よければ一つの方法として心に置いてみてくださいね。 tem3さん、 「指先を綺麗に保ちたい」という思いは、前に進みたい気持ちの表れです。 その気持ちを大切にしながら、ご自身を追い込むことなく少しずつ工夫してみませんか?