パニック障害を抱え、体調・メンタル面共に不安定な日々を送っていらっしゃるというきなこだんごさん。死にたいという気持ちも強く、特に夜には不安感が大きく自傷を繰り返してしまうのですね。だけど本当は死にたい訳ではないし、助けてほしい。そんな切実な思いを投稿してくださいました。

夜になるとついつい気持ちがネガティブになってしまったり、1人だと更に不安感や焦燥感が大きくなってしまいますよね。パニック障害をお持ちとのことですので、呼吸も安定せず苦しい時間を過ごしているのかもしれません。そんな毎日の中、よくお一人で耐えて頑張っていらっしゃいますね。腕の傷はきっと、きなこだんごさんが辛い日々の中でもなんとか生き抜こうと、必死に戦っている証です。コメントを通じ、きなこだんごさんのお心に少しでも寄り添うことができましたら幸いです。

夜になると死にたい気持ちが強くなってしまうという人は多いです。夜の闇の中、色々なことをぐるぐると考えていると、不安や焦りが大きくなってしまいます。そんな時には誰でも良いので話ができると、一旦気持ちを落ち着けることができるかもしれません。深夜でも対応している電話・チャット相談を利用してみたり、こういった場に気持ちを投稿してみるというのも良いと思います。どんな形でも、一人で気持ちを抱えていると行き場のなくなった不安が増幅してしまいがちです。もちろん料金はかかってしまいますが、こちらでも深夜の時間帯に対応しているカウンセラーも在籍しています。どうしても気持ちが不安定で誰かに話を聞いてほしいという時には、是非利用してほしいと思います。 パニック障害の治療中ということですので、頓服は処方されているでしょうか。あまりにも不安感が大きい時には薬を飲んで寝てしまうというのも一つの方法です。もし頓服が処方されていないようでしたら、不安時に飲むお薬について主治医の先生に相談してみても良いかと思います。また、呼吸が浅いと焦る気持ちから不安も増してしまいます。まずはゆっくりと深呼吸して、呼吸を落ち着けてみることも大切です。鼻から大きく息を吸って、口から同じ位ゆっくりと吐き出すというのを何回か繰り返していると、自然と呼吸が落ち着いてきます。パニックの時にはついつい吸う方ばかりを意識してしまいがちで、吐く方を怠ってしまうことがあり、それによって余計呼吸が苦しくなってしまいます。案外吐く方を意識してみることで、楽に呼吸ができるということもあります。 自傷したい気持ちが出てきた時におすすめてしているのが、「トレジャー・ボックス」という方法です。自分の好きな形や柄の箱を用意し、その中に思い出の写真や、お気に入りの品などをいくつか入れておきます。夜、気持ちが不安定になった時に箱を開け、中の物を一つ一つ手に取ってその品に対する思いを確かめてみると、一旦気持ちが冷静になるかもしれません。良かったら試してみてくださいね。 死にたい気持ちが強く、このままでは死んでしまうのではという不安が大きいようでしたら、少し早めでも通院先の病院で予約を取って、受診をしてください。場合によっては入院施設のある病院で、一定期間入院治療を行うという方法もあります。入院というと大げさに聞こえるかもしれませんが、自分の命を守り、心身の状態を整えるために必要な治療の一環です。本当に辛い時にはそういう方法もあるのだと、頭の片隅に入れておいて頂ければと思います。

きなこだんごさんの大きな不安の背景には、どのような要因があるでしょうか。将来のこと、人間関係、家族関係。生きていると、日々たくさんの葛藤が生じてきます。カウンセリングでそういった自身の葛藤について振り返り、問題に対処する方法を一緒に考えていくというのも、メンタルを整える上で役に立つかもしれません。機会があればカウンセリングの利用も是非検討してみてくださいね。きなこだんごさんが、少しでも心穏やかな毎日を過ごせるようになることを願っています。どうぞご自愛ください。