ご両親の喧嘩がいつも激しく、ときには暴力にまで発展するのを見てこられたこと。 特にお母さまが自分を責めて苦しむ姿を見て、ご自身も辛かったのですね。 最近になって「自分が生まれたから両親はこうなったのでは」と思うようになり、自分を責めて消えてしまいたい気持ちが強まっていること。 そして、適応障害やPTSDによるパニックや不眠にも悩まされている中で、ご家族から辛さを押し付けられていると感じていること。 ミニッチさんが、とても大きな苦しみを抱えておられることが伝わってきます。

ご両親の関係や家庭での出来事を「自分のせい」と感じてしまうのは、幼い頃から繰り返し「責任を押し付けられてきた」経験が影響しているのかもしれません。 本来、夫婦の問題や家庭内の衝突は「子どもの責任」では決してありません。 けれど、小さい頃からその場にいたことで「自分の存在が原因なのでは」と思い込んでしまうことがあります。 また、適応障害やPTSDの症状（不眠、パニック、強い自己否定感）も、この「自分のせい」という思いを強くしてしまう要因になっている可能性が考えられます。

まずお伝えしたいのは「ミニッチさんのせいではない」ということです。 ご両親の関係やご家庭の問題は、大人同士が解決すべき課題であって、ミニッチさんが背負うものではありません。 そして「消えてしまいたい」というほどに追い詰められている今は、自分ひとりで抱え込まず、安心して話せる場所が必要だと思います。 できることとしては ・信頼できる医師やカウンセラーに「自分のせいでこうなったと思ってしまう」という気持ちを率直に話してみる。 ・「今すぐに大きく変わらなきゃ」と考える必要はありません。まずは眠れること、落ち着ける時間を少しでも増やすことを優先してみてください。 ・書き出す習慣（自分が責められた言葉や、自分の気持ち）をつけると「自分の中だけでぐるぐるさせない」助けになります。

カウンセリングでは、安心して気持ちを吐き出し「本当はどう感じていたのか」「自分はどうありたいのか」を一緒に整理していくことができます。 例えばマインドカフェのカウンセリングのように、オンラインでいつでも気軽に話せる場を使うことも、支えになるかもしれません。 そこでは誰からも責められることはなく、ミニッチさんの感じていることをそのまま受けとめながら、一緒にこれからの生き方を考える時間を持つことができます。 ミニッチさんは一人ではありません。 決して一人で抱え込まないで下さいね。