お話の詳細
家族関係
コーヒー豆_レベル._アイコン.めのめのめののの
3ヶ月前
頭の中がごちゃごちゃ。考えすぎて疲れました。
医学部受験をしてる一浪目の女です。 親が教育ママで小さい頃から医学部と言われており、今に至ります。本当に自分が医者になりたいのかわからない。でもこれは逃げているのかもしれない。でも他の道もあるのにって思ってしまう。それに加えて、父は単身赴任で母が1人で家を回しているのですが、母親も相当ストレスがあるっぽく、うちの家での母親は独裁者です。子供である私と弟は限界が来そうです。つい昨日も、弟が珍しく泣き叫んで、最終的に縁を切りたいとまで。母は自分が正しいの一点張りで意見を聞き入れようともせず、やはり独裁。私は弟の気持ちがとてつもなくわかるのですが、母にも色々あるだろうと思い、でも結局浪人してるやつのせいでって言葉も母親からは受けるので、もう何が何だかわからない。 ずっと親に子供の意見を否定されてきたので、いつしか人の顔色を伺うようになり、意見が言えなくなり、意見がなくなり、それにもまた怒鳴られて。 それにそれに、私は今19で、今までの19年間全てでの学費や塾代を計算してみたところ、ざっと2000万でした。それを背負う必要は無いと言われましたが、、、もうわかりません。考えても考えても答えは出ないし考えすぎて疲れました。いっぱいいっぱいです。
ストレス
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専門家プロフィール
滝 真樹子 さんの専門回答
3ヶ月前
あなたが背負う必要はない
#家族関係 #ストレス #教育虐待
めのめのめのののさん、はじめまして。臨床心理士・公認心理師の滝と申します。投稿を拝見してとても心配になりましたので、コメントさせて頂いています。
[今回の悩み]
現在、医学部を目指して一浪中のめのめのめのののさん。小さい頃から親御さんから医学部に行くように言われているものの、自分では他の道もあるように感じ始めているのですね。家の中ではお母様が独裁者のように振る舞い、子どもの意見は否定してくるので、めのめのめのののさんも弟さんも限界が来ているようです。とても苦しい胸の内を投稿してくださいました。
[悩みの原因・分析]
そんな大変な状況の中、こちらを見つけてくださってありがとうございます。家庭内での出来事は自分では客観的な判断ができないことも多く、知らず知らずのうちに心身が蝕まれていくということは多いです。こうして言葉にして発信することで、自分の置かれている状況を少し離れた所から見ることができるようになります。投稿を読んだ限り、めのめのめのののさんのお母様の言動は精神的な虐待や教育虐待にあたるのではないかと感じました。どうぞお一人で抱えることなく、どこかに助けを求めることで、ご自身の人生を歩んでいってほしいなと思います。
[やってみましょう!]
まず、今までの19年間で親御さんがあなたに費やしてきた学費がかなりの額になっているようですが、それをあなたが負い目に感じる必要はありません。なぜなら、医学部に行かせようとしているのは親の都合であり、あなた自身の都合ではないからです。具体的な金額を見ると引け目を感じてしまうし、何が正解なのか分からなくなってしまうのは当然のことです。でも、子供の意見を否定し、親の望む方向以外の道を排除するというのは、教育虐待にあたります。あなた自身に責任はありませんし、これから医学部に行くかどうか、それともそれ以外の道に進むかどうかというのは、めのめのめのののさんご自身が決めても良いことなのです。 ずっと家の中で一つの方向を向くように言われ、それ以外の考え方を否定されていると、自分が本当はどうしたいかというのが分からなくなってしまいます。いわば思考能力を奪われた状態です。でも、今19歳のあなたにはいろんな選択肢があるし、これからやりたいことを見つけて自分の道を歩んでいける可能性だってたくさんあります。そのためには、まず今の状況を誰かに知ってもらい、助けを求めることだと思います。このままの状態が続くと、あなたと弟さんの心の状態がとても心配です。お二人の健全な将来のために、どうぞ外部の人に話をしてみてほしいと願わずにいられません。 教育虐待や家族関係に関する相談でしたらお住まいの児童相談所や子ども家庭支援センターが相談に乗ってくれます。成人をしていると支援の対象外になってしまう可能性もありますが、弟さんは支援対象の年齢ですので、家族として相談ができるはずです。場合によっては成人していても相談に乗ってくれる可能性があります。また、「みんなの人権110番」では、人権問題に関する話を聞いて、これからのことを一緒に考えてくれます。良かったら調べてみてくださいね。すぐに具体的な解決策は見つからないかもしれませんが、少なくともあなたの状況を誰かに知ってもらい、客観的な意見をもらうというだけでも、一歩を踏み出す力に繋がるのではないでしょうか。 今すぐには難しくても、親御さんとの関係で困難を感じている場合には、将来的に家を出るという選択肢もあります。バイトをしながら奨学金で大学に通い、一人暮らしをしている学生さんもたくさんいます。経済的にはとても厳しくなってしまいますが、そういった困窮学生の支援をしているNPO等の支援団体もありますし、大学側も支援をしてくれる場合があります。今は医学部以外の道について考える道が閉ざされているかもしれません。でも、自分にできること、これからの可能性について是非情報収集してみてください。
今後、家族関係についてや将来のことについて専門家に相談したいという時が来ましたら、こちらでもカウンセリングが利用できますので是非ご利用をご検討ください。ご一緒に、あなた自身の未来について考えていくことができるかと思います。めのめのめのののさんの心の負担が減り、少しずつでも前を向いてご自身の道を歩んでいくことができますように、応援しています。どうぞご自愛ください。