お話の詳細
家族関係
コーヒー豆_レベル._アイコン.もちもちたろう
4ヶ月前
母親はブロック済み。父親とも連絡を断とうとしています。
長文ですみません。 母親・父親のもとで一人っ子で育ちました。現在35歳です。 母親はいわゆる毒親だったのではないかと思っています。 3歳くらいの時に、私は人形遊びがしたくないと母親に言ったところ蹴られて人形遊びを矯正させられたのは記憶に強いです。彼女は、昔から高圧的で、やりたくないクラシックピアノを続けさせられコンクールにも出され、友達との交流もコントロールされていました。友達の親の悪口を言ったりもしていました。そのうち、私は彼女に対してどう誤魔化そうか、とか、ひどい時には、毎日彼女を殺したいと思っていました。 中学生の時に入りたい部活がありましたが、母親のお決まりの「絶対にダメ」があり、唯一入ってもいいと言われた合唱部に入りましたが、「ピアノのコンクールが優先なんだから、部活を休ませてもらえ」「それができないなら部活をやめろ」などと言われ、結果私はその部活を退部しましたが、その後は良くない人とつるんでしまいいじめられたり非行を強要されましたが、その際も母は他の人の悪口や学校・先生の悪口を言うばかりで、私についての心配の一言もありませんでした。(少なくとも私の記憶にはありません) 父親は、優しかったですが、とにかく仕事が忙しかったのか、毎日夜22時まで仕事をしていたようで(事実かどうかは分かりません)、あまり一緒にいれる機会はありませんでした。 子ども的目線では、母親の父親に対する当たりも強かったように感じていました。例えば、土日、父が朝の10時まで寝ていた場合、怒鳴りつけで起こそうとしたり、起きない場合には「あんたが言ったら起きるから」と、私はそんなに強制して起こすのは嫌でしたが抵抗できる雰囲気ではなかったため何も言えず、私に起こしに行かせるようにしたりしていました。 ある日、連絡手段のために、と父親から携帯電話を貸してもらいました。その時、偶然、メッセージを見てしまい、彼はキャバクラでしょうか浮気相手でしょうか、女の人と会っていることが発覚しました。その時は、とてもショックでしたが、こんな母親のせいだ、と同情もしていました。 さて、高校生になり、相変わらず母親からコントロールされるような毎日でした。好きになった音楽に対して「メタル音楽を聴くと脳が破壊される」などと根拠のないことを繰り返し言われました。 そんな毎日で、私は徐々に「勉強のため」と家にいる時間を短くしていきました。実際には、勉強はしておらず、でも、友達もいなかったので、スーパーのトイレや図書館などで時間を潰していました。その頃、毎日、死にたいと思っていて、いわゆる自傷行為もしていました。 ある日、限界が来て、高校をサボりました。その日、担任が家に来ました。その後、両親と話し合いになり、父親は「通信の高校にしてもいいんだよ」と言ってくれましたが、母親は「絶対に許さない、ダメ」と強く言い、私は仕方なく高校に戻り、やりたくない勉強をなんとかやって、大学に進学しました。 大学生生活はそこそこ楽しかったのですが、大学卒業間際、私はフルタイムではなくて、アルバイトの仕事に応募しその仕事に就職することを親に告げました。夕食の時です。すると、母親はいつもの「絶対に許さない」を言い、叫び、ものを投げました。私もかなり限界だったので、もしかしたら、ものを投げたかもしれません。 幸い、その時は父親も一緒にいたので、彼が宥めてくれたおかげでその場は収まり、私はその仕事を始めることができました。 社会人になり、解放されるかと思いきや、両親とも一人暮らしを許してくれませんでした。「実家から仕事に行け。その代わり、生活費を家に納めろ。」これが条件でした。 実家に住んでいるので生活費を納めることには納得していました。しかし、銀行の通帳を自由に持ち出すことができませんでした。結果、自分が自由に使えるお金はあまりありませんでした。 そして、会社がブラック会社だったため、私はどんどん生活に疲れていきました。 その後その会社を辞めました。その頃に気づいたことは、事後報告すれば、母親も何も言えなくなると言うことでした。だから、仕事を辞めたと言うのも事後報告、隙を見て通帳から徐々にお金を引き出して現金貯金して海外への空港券を買ったのも事後報告。 ヨーロッパ周遊後はフルタイムの仕事に就職しましたが、その際のアパートの契約も事後報告しました。 一人暮らしを始めたはいいものの、しょっ中連絡してきたり、アパートを訪ねてきたり、悪い意味であまり一人暮らし感はありませんでした。また、キャリアアップのために本州での転職を考えていると言ったら、お決まりの「そんなの絶対ダメ」の返事。 私は一生、こんな生活を続けるのか。一生他の場所で暮らせずに、このままなのか。将来を考えた時、絶望しました。 現在、私は海外に住んでいます。事後報告で海外への転職を実現させました。 物理的に親と会うことはないので、昔よりは大分心が楽です。 現在は結婚しています。 数年前、結婚を機に、一時帰国をしました。最初は、楽しみな自分がいました。数年会わなかったので、親は変わっているだろうという淡い期待をしていました。 しかし、現実を見させられました。実家は使っていないものの溜まり場になっており、ゴミ屋敷の寸前。思えば、私がずっと気づかなかっただけで、その傾向はありました。そして、子どもの時にも、もう使わなくなった教材を廃品回収に出そうとしたら「ダメだ!」と怒られたことも思い出しました。 そして、私の夫はこの家に入り大変ショックを受けていました。「これは溜め込み症という精神疾患の可能性があるから、カウンセリングに行かせた方がいい」と。 私は、家の状態があまりにもひどかったため「業者に連絡しようか」と母に聞きましたが、またあの「そんなことしないで!」が出てきて、彼女のその声の周波数が耳に入った途端に、一気に私は気持ち悪さと怒りが込み上げてきました。 10年以上の使っていないカレンダーが山積みになっていること、新聞やチラシの山が湿気を吸ってしまい匂いの元になっていること、冷蔵庫の中がプラスチックの袋で鮨詰め状態になっており中が全く見えないこと、などを指摘したところ、「なんで私ばっかり!!!」と叫び出してしまいました。 元々、実家に泊まる予定でしたが、結局、寝れるような状態ではなかったのでホテルの滞在に急遽変更しました。 私の気持ち悪いと言う感情が収まった頃、父親と母親抜きで会いました。父親に、母について「カウンセラーなど何かしらに連れて行った方がいい」と勧めました。すると、父親はそのことについて笑い、「今はストレスがあるからしょうがない」「お母さんはかわいそう」と答えただけでした。その瞬間、私は、全てを諦めました。 今も海外に住んでいますが、突然、理由もなく涙が出てきたり、何にもやる気が起きなくなったり、怒りと涙が混じったりすることがあります。 また、母親のあの怒鳴り声の周波数と似ている高い音を聞くのが苦手です。クラシック音楽も、昔を思い出すため、嫌いになってしまいました。 母親から連絡が来る度に、昔を思い出して気持ちが不安定になるため、今は彼女の連絡先をブロックしています。 父親からの連絡はブロックしていないのですが、最近来る連絡はいつも、母親と連絡がとれるようにしろ、という旨の連絡ばかりです。 私は彼に返信はしていません。母親が読んでいると知っているからです。 母親のことばかり連絡してくるため、父親とも連絡をしたくないと思っている自分に罪悪感を感じます。 そして、父親は、私が母親から受けてきた扱いを知らないため、彼に打ち明けたい気持ちもありますが、父親に連絡する=母親がそれを読む/または聞くことになり、母親がまたヒステリーを起こしたり、「自分はそんなことはしなかった!!!!」などと言うのではないかという不安があります。 私はどうしたらいいでしょうか。 セラピーを数回受けましたが、あまり改善?している感じがありません。
専門回答希望 1個, 共感 2個, コメント 1個
専門家プロフィール
佐藤 真紀 さんの専門回答
3ヶ月前
幼少期から母親に高圧的な関わり方をされてきた中で、母親の声や連絡がトラウマのように心身に影響している。
#親子関係 #家族問題 #ストレス #トラウマ #不安
もちもちたろうさん、こんにちは。 カウンセラー、公認心理師、精神保健福祉士の佐藤真紀と申します。 よろしくお願いします。 お話をここまで整理して書いてくださり、ありがとうございます。 読ませていただくだけでも、もちもちたろうさんの長年にわたる緊張や怒り、そして諦めのような思いが積み重なってきたのだと感じました。 とても辛い体験を抱えながらも、今こうして「助けてほしい」と言葉にできていること自体が、大切な一歩だと私は思います。
[今回の悩み]
幼少期から母親の高圧的な関わり、父親の不在や母親への配慮を求められる状況、そしてご自身の希望や気持ちを尊重されない日々が続いてきたこと。 今は海外で生活をされ、距離を置けているものの、母親の声や連絡がトラウマのように心身に影響し、父親への連絡さえもちもちたろうさんの罪悪感や不安に結びついてしまっている。 セラピーも受けてみたけれど、まだ気持ちが軽くなった実感が持てない、ということですね。
[悩みの原因・分析]
もちもちたろうさんは、これまでの体験から「母親に支配される」「自分の気持ちは尊重されない」という学習が積み重なってきている。 それに加えて父親からの十分な庇護が得られなかったことが、もちもちたろうさんの深い無力感や怒り、不信感につながっているのではないでしょうか。 また、母親の声や態度にもちもちたろうさんが敏感に反応してしまうのは、長年繰り返し経験した「恐怖」や「怒り」が体にしみついているためだと考えられます。 過去の記憶が現在の心身に影響を及ぼす「トラウマ反応」に近い状態とも言えると思います。
[やってみましょう!]
今の苦しい状況に対しての対応方法を少しだけ綴ってみますね。 もしよろしければ、参考にしてみて下さい。 ①「境界線を意識する」  今は物理的な距離を取れているのが大きな強みです。 連絡を遮断することに罪悪感を持たなくても良い、とご自身に言い聞かせてみてもいいと思います。 それは「自分の心を守るために必要なこと」だからです。 ②「安心できる場を増やす」  海外での生活やパートナーとの関係など、安心できる環境を少しずつ育てていくことが、心の安定につながります。 母親や父親との関係だけで、人生が決まってしまうわけではありません。 ③「気持ちを小分けに表現する」  一度に大きな問題を解決しようとすると、また圧倒されてしまうかもしれません。 日々の小さな気持ちを、ノートに書いたり、信頼できる人に短く共有することから始めると、感情が少し整理されやすくなります。 ④「治療のアプローチを見直す」  セラピーもいくつか種類があります。 認知行動療法、トラウマに特化したEMDRやソマティックなアプローチなど、ご自身に合う方法を探すことも一つの手です。 カウンセラーもいろいろな方がいますし、人間同士なので、その方その方との相性も、それぞれあると思います。 改善が実感できなかったからといって、すべてが効果がないということではありません。
もちもちたろうさん カウンセリングでは「母親との関係に縛られてしまう思考や感情」を少しずつ言葉にしていきながら、ご自身の心の境界線(バウンダリー)を育てていくことができます。 特にマインドカフェのようなオンラインカウンセリングは、安心できる距離感で話せる場のひとつではないでしょうか? 「一人で抱え込まなくていいんだ」と感じられること自体が、もちもちたろうさんの回復につながることも多いです。 もちもちたろうさんが、これまで本当に大変な環境を生き抜いてこられたこと自体が、もちもちたろうさんの強さの証だと思います。 今はまだ「どうしたらいいのか分からない」と感じる日が多いかもしれませんが、その中でこうして整理して言葉にされていることは、必ず今後のもちもちたろうざんの力になっていくと思います。