お話の詳細
LGBT
コーヒー豆_レベル._アイコン.みきてぃお
4ヶ月前
偏見で辛い
制服もわざわざスラックス購入してクラスで唯一ネクタイ買って着ようしてるのに女子にしか見られなくて辛い 中学のときからかわれたせいで一人称すら変えられなくて後輩で同じ境遇の子はもっと堂々としてるのに 髪も短くして喋り方も男っぽくして女子とも仲良くしたりするけどどっちかというと男とつるんでるのにただ仲良いだけみたいな 自分がほしいのは彼女なのにみんなには当たり前のように彼氏作らないのとか言われて カミングアウトすれば済む話なのはわかるけど高校生になってから誰も信用出来なくなって中学時代を知ってる人以外は多分誰も知らないから知らないの当たり前だけど 服装とか喋り方でなんとなく察してくれてもいいんじゃないかとか思ってしまう自分が嫌い 早く大人になって手術受けて自分らしく生きたい
性自認_性的指向
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専門家プロフィール
佐藤 真紀 さんの専門回答
2ヶ月前
自分の性のあり方を大切にしながらも、周囲との違いに苦しんでいる
#性自認_性的指向
みきてぃおさん、こんにちは。 カウンセラー、公認心理師、精神保健福祉士の佐藤真紀と申します。 ここまでの気持ちを、丁寧に言葉にしてくれて本当にありがとうございます。 誰にも言えない苦しさや、周りに理解されない生きづらさの中で、それでも自分らしく生きようとしている姿が伝わってきました。
[今回の悩み]
みきてぃおさんは、自分の性のあり方を大切にしながらも、周囲との違いに苦しんでおられるのですね。 服装や髪型、言葉遣いなどで自分を表現しても、他の人たちには「女子」としてしか見てもらえず、それがつらい。 中学のときにからかわれた経験もあり、「本当の自分」を出すことに怖さやためらいが残っている。 そして今も、「誰も分かってくれない」「察してもらえたら」という思いと、「それを望む自分が嫌い」という複雑な感情の中で揺れているのですね。
[悩みの原因・分析]
「自分らしく生きたいのに、社会の中ではそれが受け入れられにくい」という体験は、とても深い孤独と痛みを伴います。 特に高校という狭い環境では、少しの違いが大きく見えてしまうこともあり、周囲の反応に敏感にならざるを得ない状況にもあるんじゃないかと思われます。 みきてぃおさんが感じている「自分を分かってほしい」という思いは、決してわがままではありません。 人が自分らしさを大切にして生きるには、他者からの理解や安全な居場所が欠かせないものです。 そして、「早く大人になって手術を受けて、自分らしく生きたい」という願いには、みきてぃおさんの「未来を諦めずに生きよう」とする強い意志も感じられます。
[やってみましょう!]
今の環境で無理にカミングアウトする必要はありません。 自分を守ることも、立派な「勇気」です。 信頼できる人や安全な場ができたときに、少しずつ話せるようになるだけで十分です。 また、地域やオンラインには、LGBTQ+の当事者が安心して話せるコミュニティもあります。 また、電話で匿名でも気持ちを聞いてもらうところもあります。 自分の中に溜め込まず、少しずつでも「分かってもらえる場所」に触れることが、みきてぃおさんの心の支えになるかもしれません。
カウンセリングでは、「自分をどう表現して生きていくか」だけでなく、「他人にどう見られるかに疲れてしまう」という気持ちも含めて安心して話すことができます。 「自分らしさ」は、誰かに証明するものではなく、あなたの内側に静かに息づいているものです。 マインドカフェのカウンセリングでは、その「自分らしさ」を安全に育てていけるように、一緒に考えていく時間を大切にしています。 みきてぃおさんが望む未来は、決して遠い夢ではありません。 その未来へ少しずつ近づくために、今は「生き延びること」「自分を責めすぎないこと」から始めることで十分だと思います。