お話の詳細
メンタルヘルス
コーヒー豆_レベル._アイコン.なおゴン
4ヶ月前
意識(?)、記憶(?)がなくなるときがあります。
今は20代です。小学生の時から授業中に、はっと気づくと自分が数十秒から15分程度の時間何をしていたか分からなくなるときがあります。自分ではまったく思い出せないときや、何も無い白い空間でずっと机に向かって座ってるだけという実際では無いはずの記憶が残ってたりします。先生やクラスメイトからは寝るなと怒られるけどノートは記入してあり、授業の内容が文章だけ把握できているので自分的には寝ていないと思っていました。高校卒業後一旦はそういったことは無くなったのですが、前(3ヶ月前)に辞めた職場にいたときも似たようなことが多く起こるようになり業務中に寝てしまっているからと退職させられました(自分では寝たはずは無いです。)。おとといは趣味のダンスレッスン中にも似たようなことが起き、20秒くらい真っ白な空間に立っている記憶があります。生徒さん達からはしばらく同じステップを繰り返してから崩れるように座り込んでいたと言われました。その後思考や感覚がふわふわした感じで真っ直ぐに歩くこともできなくなりました。来週からは新しい職場なので似たようなことが起きないか、また退職させられないか不安です。
不安ストレストラウマ
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専門家プロフィール
佐藤 真紀 さんの専門回答
2ヶ月前
小学生の頃から「突然意識が途切れるような感覚」や「記憶が抜け落ちる時間」があり不安
#ストレス #不安 #トラウマ
なおゴンさん、こんにちは。 カウンセラー、公認心理師、精神保健福祉士の佐藤真紀と申します。 よろしくお願いします。 お話しくださってありがとうございます。 これまで不安で怖い思いをされてきましたね。 「気づいたら時間が過ぎている」「自分の行動を覚えていない」という経験は、誰にでも起こることではなく、ご自身でもコントロールができない分だけ不安が大きいことと思います。 そんな中で、新しい職場を控えておられるとのこと。 よくここまで踏ん張ってこられましたね。
[今回の悩み]
なおゴンさんは小学生の頃から「突然意識が途切れるような感覚」や「記憶が抜け落ちる時間」がありました。 ・寝ていると言われても本人には記憶があり、内容も理解できている ・高校以降は一度おさまっていたが、社会人になって再び起こるようになった ・仕事中や趣味の最中にも起こり、倒れ込むような状態になった という経過をお話しくださいましたね。 そのため、新しい職場でもまた同じことが起きるのではないかと強い不安を感じておられるとのことです。
[悩みの原因・分析]
今お話にあるような「記憶の途切れ」「空白の時間」「意識が遠のく感覚」には、いくつかの可能性が考えられると思います。 一つはてんかん(特に欠神発作や焦点発作)と呼ばれる脳の一時的な電気的変化による症状で、短時間意識が飛んだような状態が繰り返し起こることがあります。 もう一つは、強いストレスや過去の経験により一時的に意識や記憶が途切れる解離性障害の可能性も考えられます。 (あくまで、可能性、ということで断定ではありません) もちろん、これらはあくまで一つの推測にすぎませんが、「本人に自覚がなく記憶の空白がある」「身体が勝手に動いていた」といった特徴は、何らかの医学的な評価が必要ではないかと思われます。
[やってみましょう!]
できるだけ早く脳神経内科か精神科を受診することをお勧めします。 脳波検査やMRIなどで脳の働きを確認することで、てんかんやその他の神経的な問題がないかを調べることができます。 また、もしストレスやトラウマなどの心理的要因が関係している場合には、心理療法やストレスマネジメントのサポートが有効なこともあります。 次に、職場においては「意識が一瞬遠のくことがある」といった体調上の特性を、可能であれば主治医の診断をもとに伝えることも検討してみることもできますね。 勤務中に倒れてしまうリスクがある場合、なおゴンさん自身の安全のためにも、医師や支援機関のサポートを受けながら就労環境を整えることがとても大切です。 そして、日常生活の中では、 ・睡眠不足や過労を避ける ・強いストレスを感じたときに一人で抱え込まない ・ふらつきや違和感が出たら無理をせず休む といった“身体を守る工夫”を意識してみてください。 いずれにしろ、なおゴンさんの今感じている不安や心配を軽くしていくことを考えていきましょう。
マインドカフェのカウンセリングでは、こうした「自分でも説明できない体調変化」や「不安と恐れが混ざった感情」を丁寧に整理しながら、安心して話せる場を持つことができます。 医療と並行して心理的サポートを受けることで、「自分の体と心の変化を理解する」「不安を軽減する方法を見つける」ことが少しずつできるようになるかもしれません。 なおゴンさんがここまで自分の状態を冷静に観察し、こうして言葉にして相談されたことは大きな一歩です。 どうか一人で抱え込まず、医師やカウンセラーと一緒に「安心して働ける自分のペース」を取り戻していきましょう。