ばななもちさんはご家族のことを気軽に友達へ相談したいけれど、過去に母の入院について話したときに辛い記憶をえぐられるように質問をされ、さらに誤解や噂まで広がってしまった経験がトラウマになっているのですね。 そのため、父のことを話したくても母のことも触れざるを得ず、どうしても不安や恐怖が出てきてしまう。 親友や似た境遇の人には話せても、それ以外の人には難しく感じてしまう、という状況だとの理解でよろしいでしょうか？

いてしまうかもこの「話したいけれど怖い」という気持ちはとても自然なことです。 信じた人に心の奥を見せた結果、期待とは違う受け止め方をされてしまったことで、「また傷ついてしまうかも…」というような、防衛反応が働いているのだと思います。 また、ご家族に関する話は一部だけ切り離して伝えるのが難しく、全体像を話す必要が出てくるので、どうしても勇気が必要になりますよね。

まず、相手に無理に全てを話す必要はありません。 ご自身が「ここまでなら大丈夫」と思える範囲を、少しずつ言葉にしてみることが大切です。 たとえば「今ちょっと家のことがあって気分が重いんだ」とだけ伝えるなど、詳細を話さずに相談することも立派な表現方法です。 また、相談する相手を選ぶことも自己防衛として大切です。 「この人なら安心して聞いてくれる」と思える相手に限定してみると、怖さは少し和らぐかもしれません。 さらに、相談を始めるときに「重い話をしたいわけではないけれど、ちょっと聞いてもらえる？」と前置きしてみると、自分も相手も構えすぎずに話をしやすくなったりしますよ。 もしよかったら、参考にしてみて下さいね。

もし今のような「話したいけれど怖い」という気持ちを少しずつ解きほぐしたいときには、カウンセリングも一つの助けになります。 安心できる場で「どこまで話すか」を自分のペースで決めながら、安心感や信頼感を少しずつ取り戻していくことができると思います。 マインドカフェのカウンセリングも、重い空気にさせずに受け止めてくれる安全な場所ですので、「試しに少し話してみる」ことから始めることも選択肢のひとつとして考えてみてください。 ばななもちさん、応援しています。