父親から首絞められて
「愛だよこれも、大事にしてるから
こんなに絞めてあげてるの、わかる?」
って言われてたから
首絞めは愛だと思ってた
苦しかったし、嬉しくもなかったけど
当時はパパがそう言うからって
従ってた
彼氏が出来てから
愛してるって言うけど
首絞めてもらえないから嘘なんだって
思ってて
それを伝えた
パパは愛してるって首絞めてくれたって
そしたらあの人は教えてくれた
実際に首を絞めて
力が強かった
音が聞こえなくなって
目の前が暗くて
苦しくて
あの時とは違った
しばらく時が止まって
息ができた時
「大丈夫?」
って声と一緒に
あの人の声と、顔が見えた
「声が聞こえなくて、何も見えなかった」
って言ったら
「首絞めはね、しすぎたら死んじゃうんだよ
死んだら俺の声も顔も見えないし
もう会えなくなるんだよ」
そう言われたら涙が止まらなかった
会っていたい
ずっと一緒にいたい
初めて死にたくないって思った
首絞めは愛ではなく
殺そうとしていたということ
あの人が嫌でも教えてくれたこと
ぼくの知ってた愛は
愛じゃなかった
ぼくあの人に
本当の愛と幸せ
教えてもらうまで死にたくない
ずっと一緒にいたい