お話の詳細
病気・からだ
コーヒー豆_レベル._アイコン.なおゴン
4ヶ月前
仕事や私生活に支障が出始めて苦痛に感じることがあります。
社会人になって2年目です。対人関係がうまくいかなかったり、業務中に寝てしまう(自分では眠く感じなくその間の記憶が無い感じがする)ことで仕事が長く続きません。いくつも仕事を変える中、先輩から何か精神的な病気があるのではないかと言われネットで調べたら「HSP・不安障害・ナルコレプシー・統合失調症」などに似た症状が学生時代からあったことに気づきました。そのことは気にせず普通に生活していたら突然、体に力が入らなくなり過呼吸になり意識とは関係なく笑うと泣くが交互に止まらなくなりました。それ以来同じ症状が頻繁に出るようになり親の勧めでメンタルクリニックへ受診しました。どこから話せば良いか分からず、「最近力が入らなく、過呼吸になり笑いが止まらなくなる」と伝えたら、てんかんだと言われ検査を受けました。結果はてんかんではなかったため原因不明のままです。症状の頻度や辛さが毎日のように増していきます。考えられる病気や何科へ受診すれば良いか教えていただきたいです。 長文失礼しました。
身体症状不安呼吸困難
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専門家プロフィール
滝 真樹子 さんの専門回答
4ヶ月前
色々な可能性が考えられます。今一度、精査をする必要があるかもしれません
#身体症状 #メンタルヘルス #過呼吸
なおゴンさん、こんにちは。臨床心理士・公認心理師の滝と申します。投稿を拝見し、様々な症状に苦しんでいらっしゃる様子が伝わってきて、とても心配になりました。
[今回の悩み]
社会人2年目のなおゴンさんは、業務中に寝てしまう、過呼吸、笑うと泣くが交互に出てくるといった様々な症状に悩まされているとのこと。そこでメンタルクリニックを受診したところてんかんの検査を勧められたのですね。結果はてんかんではなく原因が未だに分からないままで、症状は日々辛くなってしまっているようです。原因の分からない様々な身体症状で、日常生活にも相当な支障が出てしまっているのではないかと想像できます。
[悩みの原因・分析]
ネットで調べてみたところ、なおゴンさんは以前からHSPや不安障害・ナルコレプシー・統合失調症などの症状があったように感じていらっしゃるのですね。ネット上にはメンタルヘルスに関わる色々な情報が溢れていますので、診断をしてみると誰でも何かしら当てはまってしまうというようなことも起こります。原因が分からないままですと不安も大きくなりますし、何よりこのままの状態が続くとなおゴンさんの心身の健康がとても心配です。今一度医療機関できちんと相談した上で、対処法を考えていけると良いですね。
[やってみましょう!]
こちらは医療機関ではありませんので正確な診断はできませんが、気付かない間に寝てしまってその間の記憶がない、というと、やはりナルコレプシーの症状が出ている可能性もあります。ナルコレプシーは本人の意志とは関係なく寝てしまうので、周りからは居眠りをしている、さぼっていると勘違いされてしまうこともあります。もしナルコレプシーだとすれば、生活リズムを整えて睡眠記録をつける、日中にできる範囲で適度な休憩を取る、等の適切な対処法で症状が改善していくかもしれません。もしまた病院で相談する機会があれば、睡眠の問題についても詳しく話を聞いてもらった上で、今後の対処法を聞いておくと良いのではないでしょうか。そちらの病院では対応ができないという場合には、睡眠外来がある他の病院を紹介してくれることもあります。 また、記憶がない感覚があるということで、一時的な解離を起こしている可能性もあります。こちらは多大なストレスがかかっていたり、トラウマ体験に遭遇した際に起こる症状です。なおゴンさんは対人関係がうまくいかなかったり、もともとのHSP気質からストレスを抱え込みやすい体質だったりすることもあるようですので、そういった日常生活のストレスから心を守るシステムとして解離症状が出現することもあります。もちろん、こちらもより詳しい聞き取りや検査をしないと正確には診断ができないことですので、もし解離症状と思われるような症状がある場合にも、やはりもう一度メンタルクリニックでの相談が必要となってきます。過呼吸に関しては、発作を繰り返すパニック障害という可能性もあります。その場合には、カウンセリングや投薬治療など、治療の選択肢がいくつかあります。いずれにしても、かかりつけの病院があるようであれば、今困っていることに関してしっかりとお話を聞いてもらう必要があるかと思います。 投稿を拝見すると、現在出現している様々な症状の背景としては、対人関係や仕事関係といった日常生活でのストレスが関連しているようにも感じられます。もし職場でメンタルヘルスの相談窓口等があればそういった場所をうまく活用して話を聞いてもらったり、自分の抱えているストレスについて言語化したりといった作業が頭の整理に役立つかもしれません。抱えているモヤモヤを外に出して客観視することで、ずいぶん心が軽くなるということもあります。
もちろん、こちらでもオンラインのカウンセリングが利用できますので、必要に応じて是非ご利用頂ければと思います。一人で抱えている問題を誰かと共有することで安心感が生まれ、対処法について違った視点から考えられるという利点もあります。もしよろしければお話を聞かせてくださいね。 なおゴンさんの負担が少しずつでも軽減し、心穏やかな毎日を送れるようになることを願っています。毎日暑い日が続きますので、どうぞご自愛ください。