お話の詳細
対人関係
コーヒー豆_レベル._アイコン.まるppm
4ヶ月前
つらくてたまらない
既婚者なのに好きな人が出来て 本気で好きになって本気でぶつかってくれて離婚して将来を約束したのにわたしの勝手な感情で別れを告げました。結局わたしは離婚しないまま、相手を傷つけて独りにしてしまいました。傷ついているはずなのにそれさえも見せず、怒りをぶつけられ最後終わりました。こんなに好きなのになぜ選ばなかったのか自分自身もわかりません。自分勝手な感情のせいで迷惑かけて傷つけて最低な事をしてしまいました。こんな自分が許せないし、こんな自分が美味しいとか楽しいとかの感情を出したらいけない気がして配偶者とも向き合えません。どうしたら生きる希望がでますか
不安
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専門家プロフィール
佐藤 真紀 さんの専門回答
4ヶ月前
既婚だが、本気で好きな相手ができた。最終的に、その相手を傷つけて関係を終わらせてしまったという、自責の思いについて
#不安 #不倫 #浮気 #パートナーシップ #人間関係
まるppmさん、こんにちは。 公認心理師、カウンセラーの佐藤真紀と申します。 心が張り裂けそうになるような想いの中で、言葉にすることができたこと、本当に大きな勇気を出していただいたのだと思います。そのまっすぐな気持ちを、しっかりと受け止めさせてください。
[今回の悩み]
「既婚者である自分に好きな人ができ、将来を約束するほど本気になった。でも最後は、自分の気持ちに決着がつかないまま別れを選び、相手を深く傷つけてしまった。自分を許せない気持ちでいっぱいで、生きていていいのか分からなくなる」というご相談ですね。
[悩みの原因・分析]
本気で人を好きになったこと、その人が自分に真剣に向き合ってくれたこと。 それは、頭では「してはいけない」と分かっていても、心が動いてしまった、止められなかったという位、大きくて衝撃的で大切な出来事だったのだと思います。 「なぜ選ばなかったのか自分でも分からない」と感じておられることには、罪悪感と自己否定、そして理性と感情の板挟みの中で、葛藤がどれほど大きかったのかがにじみ出ていると思います。 まるppmさんは「最低なことをした」と何度も自分を責めていらっしゃいますが、今のこの痛みや後悔もまた、まるppmさんが本気だった証であり、誰かを深く大切に想った証でもあります。 そして、今その思いと向き合っているまるppmさんは、自分の弱さや未熟さを知っていて、それでも相手を傷つけたことを真剣に悔やみ、苦しんでいます。 そのこと自体が、無責任でも、冷たい人間でもない証です。
[やってみましょう!]
まず、今すぐに「自分を許さなければならない」「希望を見つけなければならない」と思わなくて大丈夫です。 人間も良きものである以上、そして想いが深かったならなおのこと、少し時間はかかると思います。 今のまるppmさんに必要なのは、「自分は間違った。自分はひどいことをした」と責め続けることではなく、「それほどの想いを抱えながらも、精一杯考え抜いて選んだ」というご自身の痛みに寄り添ってあげることかもしれません。 人は、頭で「こうあるべき」と分かっていても、心がついてこないことがあります。 むしろ、心の方が正直で、揺れ動き、矛盾し、時には誰かを深く傷つけてしまうこともあるのが人間です。 それでも、その矛盾の中でまるppmさんがどう生き直していくか、そこにこれからの希望は芽生えていきます。 少しずつで構いません。「自分はなぜあの時、そう選んだのか」ではなく、「あの時の私は、どれだけ孤独で、何に怯えていたのか」と問い直してみてください。 そして可能であれば、カウンセラーと一緒に、自分の心の奥にある感情を言葉にしていく作業をしてみてください。 「なぜできなかったか」ではなく、「あの時の自分はどんな感情でいっぱいだったか」を一緒に見つめ直す時間が、少しずつまるppmさんの心を整理していく助けになると思います。
感情が複雑に絡み合っている今のまるppmさんの状態では、誰かと一緒にゆっくり紐解いていく作業がとても効果的です。 一人で自分を責めるループから抜け出し、「自分のことを冷静に見つめ直せる場所」「誰にも言えなかった思いを出せる安全な場所」を持つことで、やがてご自身の中に「希望」や「新しい生き方の視点」が芽生えるかもしれません。 誰かを本気で愛した気持ちは、まるppmさんの中にずっと残っていくと思います。 その気持ちを大切にしながらも、自分自身のことも、少しずつ優しく抱きしめ直していけますように。