Nicoは13さんは、ご家庭の経済的な厳しさの中で、ご両親の関係やお金の使われ方を見て、「どうして？」という気持ちを抱えてこられたのですね。 お父さんが妹さんやお母さんに物を買ってあげる一方で、お金がないと言われる現実を見て、混乱や不安が募ってしまっている。 そして、「自分がいなくなれば家族が少し楽になるかも」とまで思い詰めてしまっているのですね。

お金の問題は、家族の中で「誰がどれだけ頑張っているか」「誰がどれだけ大切にされているか」という感情とも結びつきやすいものです。 Nico13さんはきっと、ご家族のことをよく見ていて、みんなが苦しまずに済む方法を必死に考えてきたのではないでしょうか。 その優しさがあるからこそ、「自分がいなくなれば」と思ってしまうほど、深く家族を思っているのだと私は思っています。 けれども、その「自分がいなくなれば」という考えは、Nico13さんが苦しみの中で出した悲鳴のような思いであり、解決策ではありません。 今のNico13さんの苦しみは、一人で抱えていいものではないのです。

まず、今のような状態のときは、すぐに信頼できる大人や支援機関に話をしてほしいです。 学校に通っているなら、スクールカウンセラーや担任の先生、保健室の先生でも構いません。 もし話しづらければ、24時間相談できる「いのちの電話」や「チャイルドライン」などの無料の窓口もあります。 今のあなたが感じているのは、「消えたい」という気持ちよりも、「誰かに助けてほしい」「この苦しさを分かってほしい」という願いに近いものかもしれないと私は思っています。 だから、どうか一人で抱え込まずに、まずは誰かにこの思いを話してみてください。

カウンセリングでは、「家族の中で感じている不安」「助けたいのにどうにもならない苦しさ」などを安心して言葉にできます。 誰かに話すことで、少しずつ頭の中の整理が進み、心が軽くなっていきます。 マインドカフェのカウンセリングでは、家庭環境の悩みや、生きるのが苦しいと感じる気持ちも、決して否定せずに受け止めてもらえると思います。 どうか、Nico13さんの存在が「家族を苦しめるもの」ではなく、「誰かに支えられていい大切な命」であることを忘れないでくださいね。 Nico13さんの中にある優しさが、いつか安心して誰かと分かち合える日が来ることを、心から願っています。