ひーくん0201さんは、うつの身体症状で出勤が難しい日がある中、職場の信頼する上司の存在が心の支えになっていたとのこと。 けれど職場の編成変更により、その上司との面談がなくなり、ショックを受けて個人LINEで伝えたところ、「依存はだめです。今こそ強くなるときだ」という返信があり、その言葉で自分が見放されたと感じている状態とのことです。

「依存」という言葉は、一般的にはネガティブな響きを持ちます。 そして、「信頼」や「支え」として支えて貰っていた相手に、唐突に境界線を引かれることは、うつの回復途中にいる方にとって、とても強いダメージになります。 上司の方の言葉が「突き放すつもりではなかった」としても、ひーくん0201さんが「見放された」と感じてしまうのは、今の不安定な心の状態では無理もないことです。 うつの時期には、「誰かの存在に頼ること」はとても自然で大切な自己防衛の方法でもあります。 それを「依存」として否定されてしまったように受け取ると、自責や孤独が一気に押し寄せてきてしまいます。

まず、心と身体の安全を最優先にしてください。 「死にたい」と感じるほどつらいときは、それだけ心が限界まで頑張ってきた証拠です。 ひとりで抱えず、信頼できる医療機関、カウンセラー、相談機関などに、今の状態をありのままに話してみてください。 「依存ではなく、命を守るためのSOS」です。 また、「強くなる」ことは今すぐ求められるものではありません。 回復には段階があります。 まずは「弱くても、生きていていい」と感じられることが大切です。 そして、上司との関係の中で築いてきた信頼は「あなたが誰かを信じる力」を持っている証です。 ひーくん0201さんは、それを責める必要はありません。

今回のような「大切な人に言われた一言」が強く心を揺らしたとき、カウンセリングではその“感情の揺れ”を一緒に丁寧に整理していくことができます。 「自分の感情の波をどう扱うか」「誰かに支えられながらも、自分を責めずに立ち上がっていく方法」を、無理のないペースで見つけていけると思います。 ひーくん0201さん。 寄り添ってくれる場所があることを、どうか忘れないでいてください。