お話の詳細
自分の性格
コーヒー豆_レベル._アイコン.ぶきっちょ
5ヶ月前
ちょっとしたことでひどく落ち込む
私は物心ついた頃から注意されたり指摘されると、自分の全てを否定されたように感じて、しばらく落ち込んでしまいます。なんなら注意してきた人とどう関わっていいかわからなくなってしまい、距離をおいてしまいます。全てを否定されたわけではないと頭ではわかっていても、心がどうしようもなく落ち込んで自分を否定する感情が次から次へ湧き上がってきます。自分でもなんでこんなに打たれ弱いのかわからず、ずっと生きづらさを感じています。 どうしたらもう少し強い自分になれるのでしょうか?
不安うつストレス
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専門家プロフィール
佐藤 真紀 さんの専門回答
5ヶ月前
注意や指摘をされると、自分のすべてが否定されたように感じてしまい自己否定してしまう
#不安 #うつ #ストレス
ぶきっちょさん、こんにちは。 ご相談ありがとうございます。 カウンセラー、公認心理師の佐藤真紀と申します。 「ちょっとした注意で落ち込んでしまう自分を変えたい」と感じながらも、どうにもならない気持ちに悩まれているのですね。 まずはその「気持ちの繊細さ」にちゃんと気づいているご自身を、どうか責めずにいてください。
[今回の悩み]
ぶきっちょさんは、誰かから注意や指摘をされると、自分のすべてが否定されたように感じてしまい、強い落ち込みが続いてしまうのですね。 相手とどう関わればいいか分からなくなり、距離をとってしまうこともある。 頭では「すべてを否定されたわけではない」と理解しているのに、心がついてこない。 このギャップに悩み、生きづらさを抱えていらっしゃいます。
[悩みの原因・分析]
このような反応には、「自己否定感の強さ」や「過去の人間関係の中での心の傷」が関係していることが多いです。 たとえば、幼少期に「できていること」よりも「できていないこと」ばかりを指摘される環境で育った場合、「注意=自分の価値がない」と無意識に感じるようになることがあります。 また、HSP(Highly Sensitive Person)の気質を持っている方も、感情のダメージを深く受け取りやすい傾向があります。
[やってみましょう!]
「強くなりたい」という思いは、とても自然で前向きな気持ちです。 ただ、「強くなる=何も感じなくなる」ことではなく、「感じた後に、自分をやさしく受け止められるようになる」ことが大切です。 そこで、以下のようなアプローチはいかがでしょうか。 ■「落ち込んでもいい」と許可する言葉を持つ  例:「今は傷ついてるだけ」「全部ダメって言われたわけじゃない」  このような言葉を、感情に寄り添う「心の応急処置」として自分にかけてあげましょう。 ■セルフコンパッション(自分への思いやり)を学ぶ  自分を否定する癖がついているときこそ、「自分に優しくする力」を育てることが鍵になります。 自分の大切な誰かが傷ついている時、その人に声をかけてあげるように自分自身にも同じように声をかけ続けてみてあげて下さい。 ■ 「指摘=あなたの価値を否定」ではないと実感する練習  実際に誰かから言われたことを、「事実」と「解釈」に分けて紙に書き出してみてください。  「言われたこと」は一部の行動についてであり、「自分自身すべて」を否定されたわけではないことを可視化できます。
このような繊細さを持つぶきっちょさんのような方は、対人関係で疲弊しやすい分、自分の内面を深く見つめる力を持っていることが多いです カウンセリングでは、その「心のクセ」に寄り添いながら、「否定=自分がダメ」という結びつきを少しずつ緩めていくサポートを行います。 自分の傷つきやすさを「弱さ」と感じてきたかもしれませんが、それは「人の痛みに気づける優しさ」でもあります。 強くなるとは、「何があっても動じない」ことではなく、「心が揺れたあとにそんな自分も丸ごと受け入れ、自分を立て直せる力」を持つことだと、私は思っています。
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yuuca
24日前
一緒です。私も強くなりたいですが、それよりも人と関わらないほうが手っ取り早いです。絶対に相手が悪いのに自分を責めてしまいますよね。私もです。自分を受け入れても受け入れなくても辛いんですよね。