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自由
コーヒー豆_レベル._アイコン.りんねこ
9ヶ月前
私は結局母から逃げただけだ。 あの人は縛られていた。母親という椅子に。自分のすべてを子供のために犠牲にするような人だった。でも時折我慢が高じて私に当たり散らした。心ない言葉を浴びせられた。暴力も振るわれた。そんなになるくらいなら子供なんて産まなきゃ良かったのに。もっとうまくやればいいのに。私は母を尊敬しながら、軽蔑していた。 私は未だ、母という人間を知らない。母という役割を演じ、演じるのに疲れ果てたあの人しか知らない。あの人という1個の人間に向き合うことから逃げた。ありがとうも、さよならも言うことなく背を向けた。 よく母が夢に出てくる。私は彼女に向かって叫んだり泣いたりしている。これは、罪悪感なんだろうか。 私は自分と向き合いたかった。彼女の言葉によって殺された自分自身を、子供の頃の自分を救って生き返らせたかった。だから自分の存在を否定してくるあの女から逃げた。 天気が悪いと嫌だな。思考もメンタルも堂々巡り。頭が痛い。全部台風のせいだ
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